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(回答先: Re: イラクの一般市民への攻撃・弾圧が始まった現時点で、日本のアメリカ後方支援は終わりにできるはず。 投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 11 月 27 日 19:17:32)
こんにちは、はじめまして、荷電粒子さん。
戦後日本人の平和主義というのは、強い国から「兵隊を出せ、軍事支援しろ、軍費を出せ」
と言われれば、国際法・国連の意思に反しようと、憲法違反だろうと、すぐに「ハイ」と応え
て実行する平和主義なんですよね。
これぐらい醜い平和主義はないですよね。日本の本当の憲法は「アメリカの意思」だから、
アメリカの命令一つで憲法の条文なんて即座に無効になって、それは政治問題にもならない。
司法関係者もマスコミもほとんど何も言わない。
自尊心も道義も憲法も独自外交も国際友好も全部無視して、アメリカのいいなりになるだけ
日本の姿勢は、世界の諸国民にどんな印象を与えるのでしょうね。
祖先と子孫にも恥辱を与えるような今回の派兵には絶対に反対です。しかも、誰がどう考え
ても今回の派兵は「今後の派兵」の入り口なのです。アメリカのアジア侵略基地を提供してい
るだけでも問題なのだから、その上さらにモノや兵や金までアメリカのために出す必要はない
のです。それで失われる同盟・友好関係なら、最初からそれは奴隷と主人の関係とか強盗と被
害者の関係の類なのです。
要するに、今回の小泉派兵は日本の国益のためというよりも、日本人と日本社会が将来にわ
たってアメリカに隷属してアメリカに管理・監視される兵役資金源奴隷になることを約束する
「イレズミ」を体に刻み込むことなのです。
だからこそ、アメリカと小泉政権にとっては「自衛隊の実際の貢献度」よりもアメリカの後
方支援のために派兵する「派兵という形・既成事実」のほうに重きが置かれているのです。そ
れは、実質的には内外に向けての奴隷「宣言」であり、そのための「儀式」だからです。
だから、一度今回のような形で派兵が行われれば、日本をどんどん英米の路線に引き込むよ
うな陰謀によるヤラセ事件が内外でより活発に行われるようになる可能性が高いのです。