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(回答先: 「国立戒壇」の建立を本気で志向しているのでしょか。 投稿者 如往 日時 2003 年 11 月 15 日 21:20:17)
如往さん、こんばんわ。
創価学会員の方もアクセスされているので、そちらのほうからの詳しい解説を期待していたのですが．．．
＞しかしながら、国立戒壇の建立を企図していないのならば、なぜ公明党といった政治
＞組織を創出したのか、真意を量りかねています。
公明党の前身である公明政治連盟？を創出し参議院通常選挙に打って出た時点では、理念の限定的政策化や創価学会員の生活擁護という目的だけではなく、国立戒壇の建立を企図していたはずです。
衆議院への進出は、そのような政治的意図の拡大として取り組まれたはずです。
＞そこで、彼等（池田大作）が天皇制＝國體との整合性をどのように捉えているかと
＞いった問題に突き当ります。
国立戒壇と天皇制＝國體は対立するものではありません。
池田氏は、天皇及び皇族全般を折伏し日蓮正宗に帰依してもらうことを考えていた時期もあったはずです。
日蓮正宗に破門された現在では、創価学会に入信してもらうことになります。
(けっこうしびれる仮想ですね）
国民統合の象徴である天皇の下賜金で国立戒壇が建立されれば一つの大きな目的を果たしたと言うこともできます。
（信仰の自由という憲法条項も障害にはなりません。非創価学会員が残る限り、広宣流布のテーマが存続するというだけの話です）
ある時期以降、代々の天皇家は仏教に帰依していたわけですから、日蓮正宗ないし創価学会を選択してもらうことは夢物語とは言えません。
戦前の大本教は、皇族にも信仰者を拡大していました。
＞さらに、公明党の靖国神社にたいする公式見解はどうなっているのでしょうか。ま
＞た、学会員の父祖の中には紛れて靖国神社に合祀されている人達も多いのではと想わ
＞れるのですが、創価学会及び公明党は実際どのような対応をしているのでしょうか。
靖国神社に対する創価学会の公式見解はわかりませんが、“国営神社”ではなくなったのですからどうこう言う必要はないはずです。
創価学会員の父祖が合祀されているとしても、靖国神社が勝手にそう思い込んでいるだけで実質は何もなく冗談だと鷹揚に構えれば済むことです。
靖国神社が父祖を合祀しているからといってピクピクするのは信仰が足りない証です（笑）
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。