現在地 HOME > 掲示板
> 議論１５ > 235.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
> 議論１５ > 235.html
★阿修羅♪
|
|
(回答先: Re: 釈尊が最終的に目指したものは法華経-方便だと思います 投稿者 舎利佛 日時 2003 年 10 月 25 日 23:55:05)
はじめまして、舎利佛さん。
私、一人でがんばってみます。もう、すこし。
＞>●妙法蓮華経成立以前に、お釈迦さんの説教を聞いて、悟りを開かれた人もいたと思います。
＞それは、ありえません。
すごいなあ、すごい発言だなあ。
＞此処で説かれたものは
＞十如是です。
＞如是相、如是性、如是体、如是力、如是作、如是因、如是縁、如是果、如是報
＞如是本末究竟等。
＞これは、地球の歳差運動を生命論的に説明したものです。
＞此れが、仏の悟りの秘密です。
＞歳差運動は科学が証明しましたから、
＞釈迦、天台、伝教の仏教は２０００年を持ってその効力を失いました。
＞予言道理です。
予言というものに興味のない私ですが、歳差運動（広辞苑で調べました）は、
無常（諸行無常）で、理解できます。よって、お釈迦さんのいわれたとされる仏法（無常、無我、涅槃）が
効力を失ったとはいえないと思います。
＞日蓮仏法はこれを越えた処に有るようです。
＞地球の公転、自転、歳差運動を含んだ宇宙の相似象を一幅の曼荼羅で倶現した。
＞その曼荼羅を縁として南無妙法連華経と唱えることによって、
＞歳差運動と同時運動が出来るとしたことです。
何もしなくても、諸行無常に従って、宇宙は動いているので、唱題をしなくても
われわれも、宇宙の動きと同時運動をしていると思います。
＞『南無妙法蓮華経の南無とは梵語、妙法蓮華経は漢語なり。
＞梵漢共時に南無妙法蓮華経と云ふなり。
＞又云く、梵語には薩達磨芬陀梨伽蘇多覧と云ふ。此には妙法蓮華経と云ふなり。
＞薩は妙なり、達磨は法なり、芬陀梨伽は蓮華なり、蘇多覧は経なり。
サッダルマ・プンダリーカー・スートラと似てますね。
日蓮さんがサンスクリットの文字を中国語に訳したとは考えられないので、
中国から輸入した法華経の本にサンスクリットの発音での中国語表記が
書かれていたんでしょうね。おもしろいですね。
＞九字は九尊の仏体なり、九界即仏界の表示なり。』
＞と、日蓮は言っています。
このあたりは、日蓮さんがこじつけたような気がします。怒られそうですが。
＞薩達磨芬陀梨伽蘇多覧は十字ですが、“九字は九尊の仏体なり”、
＞と、一字足りませんが最後の一字が“ 即 ”で本末究竟等ということです。
＞それは、唱題することて、“ 即 ”に繋がるということでしょう。
南無妙法蓮華経と唱えても、唱えなくても、私たちは、物質の法則（無常、無我）に支配されて
変化していくと思うので、唱題をしなくても、十如是につながっていると思います。
ある言葉を唱え続ける（念仏、唱題とか呼ばれるもの）ことによって、他の言葉を浮かべることが
できなくなり、他の思考ができなくなります。不安、恐怖心などをなくす素晴らしい方法だと思います。
私は、頭の中に言葉を浮かべていない状態が自分以外との一体感をもたらし（宇宙そのものになると
思っていますが、その実体験をしたことはありません。ぼっと夕焼けを見ている状態がとてもいい気分
になることは確かですが）、無心、無我などの時だと考えています。
どんな言葉でもいいと思います。あいうえお、かきくけこでも、、ああ、また、怒られそうですね。
＞日蓮仏法の他の仏法の差異は
＞もう一点有ります。
＞其れが、立正安国論です。
宗教の自由、言論の自由などを保証した上でない困ります。
いい社会を築きたいですが、それぞれの立場で損得勘定ばかりしてしまうので難しいですね。
小さな村をいっぱい作って、狭い社会の中で暮らすようにできれば、平和で環境に優しい
生き方ができるかもしれませんね。
広い社会ならば、自然科学で導き出された自然の法則の基づいて、人間社会の文化、思想、
行動様式などを決められないかなあと考えています。その法則に支配されて、私たちは生きていて、
その法則からは逃れられないので、みんなも納得しやすいかも。
誰も否定できない思想、考えに拠って、基本的な社会構造を構築して、あまり（時間、お金など）
の部分は、はちゃめちゃな行動を許すとか、、、基本的な社会構造を維持できる範囲で、、、
そんな社会がいいかなあ。ちょっと脱線してしまいました。すいません。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。