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(回答先: Re: 日本敗戦宣言後のGHQ支配に反撃した日本人はいなかったのだろうか… 投稿者 あっしら 日時 2003 年 10 月 20 日 23:59:07)
>イラクは、フセイン流の近代化さえそれほどは受容されなかったのですから、米英占領軍が打ち出す近代化政策は忌避されても、受け入れられるものではありません。
(反フセインの動きは、反近代化=イスラム擁護と重なる部分が多でした)
>戦前から左翼的学生はそれなりにいましたから、国家的圧力がなくなれば高揚する条件はありました。
(戦前の右翼として有名な北一輝や大川周明などもマルクス主義を学んだ上で日本的社会主義になっています。近衛文麿や木戸幸一も、マルクス主義の洗礼を受けています)
イラクに対する占領政策は日本のそれよりかなり屈辱的で暴力を伴ったひどいものであって、反発されて当然なんです。教育・医療が無料だったイラクに部族主義を復活させたのはアメリカの経済制裁であり、空爆なんです。そして、彼らは今なお近代化とは程遠い混乱を引き起こしています。
イラクは伝統的に左翼学生の多い所なんです。あいつらこそがイラク人の近代的な生活をメチャメチャにしたんです。イラクを部族国家にさせているのは他ならぬアメリカ自身なのですよ。アメリカとイスラエルがイラクをそういう風にわざともっていっているのですよ。奴等はイスラム世界の近代化など望んではいない。混乱すれば良いと思っているだけなんだ。