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(回答先: 価値観問題や「開かれた共同体」の仕事や土地について 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 26 日 19:40:30)
あっしら様へ
>価値観の変革というより、かつての日本の農村共同体の価値観のように、思わず知らずのうちに価値観が変化することが重要だと考えています。
以前の質問でも、あっしら様の想定する“開かれた地域共同体”とは、
人馬で行き来のできる範囲で共同体の生活必需品がほぼ自給できる規模の共同体
だったと思います。
おそらく、価値観だけでなく、実際の在り様も“かつての日本の農村共同体”に近くなるのでしょう。
とすると、水田に引く水争いのような共同体間の諍いや揉め事も起こりうるでしょう。
それを裁くには、個々の共同体の上位レベルの権力を必要とするのではないでしょうか?
すると、開かれた共同体の緩やかな連合のようなものではなく、やはり「国家」に相当する中央(でなくてもいいけれど)権力が、「共同体が出現を望んだ」という形で
析出されてくることになるのではないでしょうか?
とすると、「開かれた共同体」とは言いながら、何も新しいことはなく、
結局、貨幣経済の発達していなかった安土桃山期以前の歴史をもう一度やり直すだけになりはしませんか?