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(回答先: 戦争の終わり方(萬晩報・中澤英雄) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 12 月 28 日 12:38:16)
「日米戦争が最終的に終わったのはいつであろうか。昭和20年8月15日ではない。8月15日は、日本がポツダム宣言を受け入れる用意がある、と宣言した日であるが、法的に終戦になったのは、9月2日、ミズーリ号の船上で、日本政府の全権大使・重光葵外務大臣が降伏文書に調印したときである。これは私が言っていることではなく、色摩力夫氏が『日本人はなぜ終戦の日付をまちがえたのか』(黙出版)という著書の中で明快に指摘している事実である。」
民法でも、契約は、契約書の取り交わしではなく申し出と受託によって成立するものだから、実質的には連合国に通達した前日の8月14日が終戦(降伏受け入れ)で、8月15日はそれを日本国民に報告したと解釈するのが妥当であろう。
樺太・朝鮮・満州などで8月下旬まで散発的に戦闘が続いたので、戦闘行為がなくなった日はそれより後になるが、政府による降伏の意思表示をもって終戦とするほうが
降伏文章の調印は、形式的なものであって、実質的なものではない。