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(回答先: GHQの奴隷教育( ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム )〜見えない軍隊とその戦場 No.11[千葉邦夫のニュースの落とし穴] 投稿者 乃依 日時 2003 年 12 月 13 日 16:42:13)
恐いのは占領軍に統治される前の戦時中からすでに政治の意思決定というものができてなかったと言える事である。あれだけ反対派が非国民として断罪され、国民が戦争一色だったのだから、戦時中の内閣というのはさぞや大権をふるった強力なものだったろうと思ってみたら、とんでもない。政党政治は国民を幻滅させ、短期間に政権がコロコロ変わりまくり、軍部のロボット状態。誰が一番偉くて、誰の命令でやっているのか太平洋戦争までは非常に分かりにくい。現地の司令官が勝手に行動しているような。最高責任者は誰やねんみたいな。ドイツだったら、ヒトラー、イタリアならムッソリーニ、ソ連ならスターリンだけど、日本が「天皇の命令で戦争が始まったんですよ」と言われても、満州事変・日中戦争はそうではない。そうとは言えない。何かトップが見えない。東条英機は太平洋戦争の時、首相にはなったけど、満州事変から終戦まで一貫して戦争を指導した訳ではない。最高責任者が見えない。見えにくい。この点で独伊ソの独裁体制とは決定的に違う。