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フセイン氏の孫が最後まで抵抗=英紙 [時事通信]
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投稿者 古いライター 日時 2003 年 7 月 24 日 23:37:09:

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フセイン氏の孫が最後まで抵抗=英紙
2003 年 7 月 24 日
http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=534255

【ロンドン24日時事】24日付の英紙ガーディアンによると、米軍がフセイン元大統領の長男ウダイ、二男クサイ両氏の潜伏先の邸宅を襲撃し殺害した際、元大統領の14歳の孫が最後まで抵抗したものの、殺されたとみられることが分かった。米軍当局者の話として伝えた。

それによると、この孫はクサイ氏の息子ムスタファ君で、父親らの殺害後も発砲を続け、射殺されたと米軍当局者はみている。
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最後の1人はクサイ氏の子 掃討作戦で米軍に抵抗

 【バグダッド23日共同】ロイター通信は23日、イラクのフセイン元大統領の長男ウダイ氏と二男クサイ氏が殺害された同国北部のモスルの掃討作戦で、最後まで生き残って米軍に抵抗し、殺されたのはクサイ氏の息子のムスタファ君(14)だった可能性があると伝えた。

 現場の兵士の証言に加え、23日に記者会見したイラク駐留米軍のサンチェス司令官が「対戦車誘導ミサイルで3人の大人が殺されたとみられる」と述べたことや、「生き残った人物を殺害した」などという表現を使ったことが根拠。

 司令官によると、民家の2階に立てこもった4人のうち最後まで生き残った人物は、踏み込んだ米兵に銃撃を浴びせて抵抗を試みたが、すぐに射殺された。

 米政府当局者は、死者の1人はクサイ氏の息子だと述べ、司令官は、残りの2人の死者の身元は不明としていた。

(共同通信社)
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フセイン元大統領息子の死亡確認、残党掃討に追い風  読売新聞 2003 年 7 月 24 日

【ワシントン=永田和男】フセイン元大統領の息子2人の死亡確認は、ゲリラ戦継続とそれに伴う支持率低下に悩まされる米政府にとって久々の朗報になった。米政府は、ゲリラ戦沈静化とイラク復興への国際的協力拡大の展望が開けると期待している。

ブッシュ大統領は23日、「イラク国民は旧体制が去り、復活がありえないことがわかったはずだ」と米軍の戦果を強調した。

イラク駐留の米英軍を過去3か月にわたって苦しめたゲリラ戦に、フセイン一族がどう関与しているか全体像はつかめない。米政府関係者は、フセイン元大統領と息子2人とも米英軍の捜索をかわすのに忙しく、対米戦指揮に深く関与する余裕はなかったと見る。

ただし元大統領、その後継者である息子たちが捕まっていないことが、旧政権残党の希望であり、残党を束ねる象徴だったのは間違いない。ワシントン滞在中のブレマー連合国暫定当局(CPA)文民行政官は「きょうはイラク国民にとって真に偉大な日だ」と述べ、2人の死でフセイン体制への恐怖心が減り、フセイン氏本人の発見や米軍にゲリラ戦を仕掛ける残党掃討につながる通報がさらに増えるとの見方を示した。

ただし、ブッシュ政権の悩みの種は、米軍犠牲者数が湾岸戦争(147人)を上回ったこと以外にもある。1月の一般教書演説で触れた「イラクによるウラン購入計画」が偽情報に基づいていたことが分かり、「ブッシュ政権はイラクの脅威をあおった」との批判が議会や世論から上がっているためだ。

ブッシュ大統領の人気はすでに低落気味。今月のCNNテレビとタイム誌の調査では、ブッシュ氏を「信頼できる指導者」とする人が47%と、3月の56%より下がって過半数を割り込んだ。ホワイトハウスは、フセイン政権の後継者の死が、イラク現地の治安状況だけでなく、ワシントンの政治状況を好転させることを期待している。
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元イラク大統領の息子は米兵攻撃の黒幕ではなかった=サハフ元情報相

 [アブダビ 23日 ロイター] イラク戦争中に「コミカル・アリ」の愛称で知られたサハフ元情報相は23日、フセイン元大統領の息子ウダイ氏とクサイ氏が米軍兵士に対し散発的に起きている攻撃を直接指示していなかったとして、2人が死亡しても米軍への攻撃は終わらないとの見方を明らかにした。
 サハフ氏は「2人は潜伏していたのであり、抵抗したり、抵抗を指示する立場にはなかった。2人の行動範囲は限られており、拘束状態にあった」とアブダビのテレビ局に語った。

 サハフ氏はまた、2人の死亡後も米駐留軍に対する攻撃が行われたことで、2人が米兵攻撃で積極的な役割を果たしていなかったことが証明されたと述べた。

 ブッシュ米大統領が戦争終結を宣言した5月1日以来、ゲリラ攻撃で死亡した米兵の数は41人に上っている。米国は、フセイン元大統領の息子2人の死亡を最後にゲリラ活動が終息することを期待している。
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