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(回答先: 駿ちゃんの両親、加害少年の両親の謝罪手紙を拒否 (読売新聞) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 8 月 19 日 17:17:03)
「子供と会って確認したい。」このような正当な主張さえできかねるような周囲の重圧があると思います。
もし、子供が犯人でないのに、親が謝罪すれば、子供を追い詰めることになるでしょう。(神戸事件の少年は、逮捕されて永い間、親が面会に来ないこと自体を、自分への裏切りであり、自分を見捨てたことの証と捉えていたとか雑誌に記載されていたように思います。両親は「子供が面会を拒絶している」ときかされ、子供は「両親が会いたくないといっている」と聞かされていたとも言われています。)
ひょっとすると、子供は自白していないのかも知れません。
親の孤立化をはかり、謝罪キャンペーンだけが強力に進行していることからそう思います。
恐らく、少年への犯罪刷り込みがうまく言っていないから、親による謝罪キャンペーンが強引になされていると推測します。
「子供への面会を一切許さないで、親に子供を犯人と決めつけさせる」周囲は、悪魔のようです。
本人に対する不利益処分は、たとえ行政処分であっても、不利益処分の理由を本人に告知し、本人の弁解を聞き、防御の機会を与えなければなりません。憲法31条の告知聴聞の権利としてすべての人に保障されています。
大人でも、一般には防御能力が充分でないので、本人と並行して弁護士が防御することになります。子供を立会いなしで取り調べるのは、ペテン行為です。
少年は、特に保護する必要性があるとして優遇することになっています。
では、少年は優遇されたでしょうか。
告知聴聞の権利は、全く与えられなかったに等しい。
少年補導事件送致処分は、少年にとって不利益処分です。
その少年の弁解、防御の権利が実質的には剥奪されていたのです。
大人でも、本人に代わる弁護士による防御が制度化されています。
今回の少年補導事件送致処分は、少年拘束後数時間後に決定されています。
この、処分決定への防御権の保障は皆無です。
両親の立会いも、弁護士による防御も何もないまま、少年は補導事件送致処分を受けたのです。
少年は、憲法の保障する基本的人権の保障を受けることなく、不利益処分を受けました。
しかも、何の証拠も公開されることなく、拘禁されたまま、今後も密室による処分を受けることになります。
少年は、保護されるべきだとの理由で、実質的には最も不利に扱われています。
換骨奪胎です。少年事件では、適正手続さえ義務付けされていません。
考えてみてください。
自分の子供が、自分の知らないうちに、警察に連行されて
取調べの結果、殺人を自供していると聞かされたら、子供を犯人と信じますか。
子供は、体格もよく、成績優秀な自慢の子供なのですよ。
同級生達からも、将来最も有名になる人物として人望と信頼があります。
一般的には「まさか」です。そして、「本人に確認しなければ、信じられない」です。
もし、本人が「人を殺した」と認めれば、「何故殺した」と聞きます。
動機に一応の筋か通れば、「どのようにして殺した」と聞きます。
手段方法に疑問がないならば「犯人かも知れない」と思います。
次に、「後悔の有無を」聞きます。
そして、最善の防御を考えます。
親は、子供を最後まで護らなければなりません。どんな極悪人と世間から罵られようと
子供を護る親は神々しい。
子供が殺人犯かどうかが判明しないうちに、謝罪するのは、子供への裏切りです。
謝罪を迫るのは、悪魔です。