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http://www.asahi.com/national/update/0815/003.html
広島県警は14日、広島市南区の医師の妻で会社員の女性(36)の遺体を捨てたとして、知人で同県呉市焼山中央2丁目、自称警備員牛房(ごぼう)高志容疑者(27)を死体遺棄の疑いで逮捕した。女性は今月10日ごろから行方が分からなくなり、その後、女性の家族に金を銀行口座に振り込むよう指示するメールが届いたことから、県警は事件に巻き込まれた可能性があるとみて捜査していた。牛房容疑者は首を絞めて殺したと供述しており、県警は殺人容疑でも調べる。
調べでは、牛房容疑者は11日未明、同県熊野町の山中に女性の遺体を捨てた疑い。同容疑者は女性とテレホンクラブで知り合ったと話しているという。
県警によると、女性の夫の医師から11日午前0時40分ごろ、自宅近くの交番に「妻の行方が分からない」と届け出があった。同日午後、女性の携帯電話から母親の携帯電話に夫の口座に現金200万円を振り込み、暗証番号を連絡するよう指示するメールが届いた。
夫が指示通り入金したところ、12日午後6時ごろ、同県福山市内の銀行で牛房容疑者とは別の人物が口座から計約300万円を引き出した。この人物が牛房容疑者から頼まれて金を引き出したと話したという。
県警は14日、山口県下関市内で牛房容疑者を見つけ、供述から遺体を発見した。
(08/15 01:18)