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長崎市の男児誘拐殺人事件で、殺害された種元駿ちゃん(4つ)の関係者は26日、補導された中学1年の少年(12)の少年審判記録の閲覧を、長崎家裁に申請する考えを明らかにした。遺族は「真相を知りたい」と望んでいるという。
関係者によると、申請は来週中にも行われる見通し。
少年審判手続きは非公開のため、2001年4月施行の改正少年法で、事件の真相を知りたい被害者側に配慮した制度が新設された。その1つとして、被害者側が、非行事実などの事件記録の閲覧やコピーを裁判所に申請することが可能になった。申請理由が正当であれば、裁判所は、少年への影響や審判状況などを考慮した上で許可することができる。(共同通信)
[7月26日23時3分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030726-00000169-kyodo-soci