現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件5 > 985.html ★阿修羅♪ |
|
冤罪の可能性が話題になっている殺人事件と誘拐監禁事件では、ちょうど加害者と被害者が12才前後とされている。鴻池発言は、一方について「加害者の親を打ち首」、そして、他方には「被害者に落ち度」である。
これらに共通するのは、年少者の人格を軽視する姿勢である(同一人物なので当然だが)。「打ち首」発言についても、「加害者」の親との関係で問題となっているが、本当の問題はそんなことではない。鴻池発言の言外のメッセージは、「子は親の所有物」または「管理教育の強化」である。
なお、「被害者に落ち度」は、もっと論外である。仮に報道されるように「誘拐監禁」を罪名とする事件なら、甘言によって誘拐し、その後は物理的な暴力で監禁にいたったのであろうが、甘言による誘拐は、成人が被害者となることもまれではない。「甘言」に欺かれない危険察知能力を育成すべきことに異論はない。しかし、これは「詐欺の被害にあわない」などと同レベルの問題に過ぎない。強姦被害者に「被害者にも落ち度」と指摘するのと同種の悪質な発言である。