現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件5 > 955.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 計画的自殺?部屋借りた理由は? 女児監禁、残る謎 (読売新聞) 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 18 日 01:12:48)
東京都稲城市の市立小学校6年の女子児童4人(11―12歳)が今月13日に自宅を出た後、行方不明になっていた事件で、警視庁捜査1課は17日午後、港区赤坂2のマンションの一室で4人を無事保護した。
4人は5日間にわたり、手錠をかけられるなどして室内に監禁されていたが、目立った外傷はなかった。室内に、練炭で自殺した男の遺体があり、捜査1課は、この男が4人を監禁していたとみて、未成年者誘拐、逮捕監禁容疑などで容疑者死亡のまま書類送検する。
自殺していたのは、沖縄県出身、職業不詳吉里弘太郎容疑者(29)。昨年3月に都内で未成年が被害に遭った別の事件を起こしたとして、警視庁が逮捕状を取っていた。
調べによると、4人が監禁されていたのは短期賃貸マンション11階の一室。17日正午過ぎ、女児の1人が手錠を自力ではずして部屋から逃げ出し、近くの花店に助けを求め、店の経営者が110番通報した。
警視庁赤坂署員が現場に駆け付けたところ、室内で他の女児3人が手錠をかけられたまま衰弱していた。室内の別の部屋で、吉里容疑者が倒れ、そばに燃え尽きた練炭があった。遺体は練炭ごと大きなビニールカバーをかぶっており、死後半日程度経過していた。捜査1課は吉里容疑者が女児を道連れにしない方法で一酸化炭素中毒自殺を図ったとみて、18日に司法解剖する。
監禁中の4人は目にアイマスクもかけられていた。手錠の一方を水の入ったポリ容器(20リットル入り)につながれたり、足に手錠をかけられた子もいた。保護直後は精神的ショックで言葉を出せない状態だったが、病院で手当てを受けると、少し元気を取り戻した。手錠による擦り傷のほか、微熱や脱水の症状もあったが、入院の必要はなく、簡単な事情聴取を受けた後、家族らと帰宅した。
4人は13日午後、JR渋谷駅前で吉里容疑者と待ち合わせ、別のタクシーで2人ずつマンションに連れてこられた。吉里容疑者とは1週間前、4人のうちの1人が知り合っていたという。最初のタクシーに吉里容疑者が、後のタクシーには別の若い男が一緒に乗った。この若い男は、吉里容疑者を「社長」と呼び、室内には入っていないという。警視庁は、この男からも事情を聞いている。
マンションに連れてこられた際、吉里容疑者に頼まれ、部屋の掃除をした女児もいた。監禁されていた部屋は、吉里容疑者とは違う男性の名義で、今月11日から借りられていた。吉里容疑者は横浜市港北区に住民票があるが、近所では姿を見かけなかったという。
女児4人のうち3人は、監禁される前日の12日にも渋谷に来ていた。女子高生風の女性から「アルバイトをしないか」と声を掛けられ、渋谷駅の近くで掃除の仕事をしたという。帰り際に1万円のアルバイト料を受け取り、「お金が欲しかったらまた来なさい」と言われたという。
13日夜になっても4人が帰宅しなかったため、家族が多摩中央署に捜索願を出し、警視庁で行方を捜していた。(読売新聞)
[7月18日0時10分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030717-00000217-yom-soci