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長崎市の男児誘拐殺人事件で、長崎県警に補導された中学1年の男子生徒(12)と種元駿(しゅん)ちゃん(4)が、路面電車に乗車した姿が目撃され、似顔絵が作製されていたことが14日分かった。
遺体発見現場近くの商店街の防犯カメラに加え、似顔絵をもとにした捜査で、男子生徒を割り出したという。
調べによると、生徒は1日夜、市内大型電器店から駿ちゃんを連れ出し、路面電車で殺害現場の立体駐車場(7階建て)に移動していた。その際、同乗していた客数人が2人を目撃していた。
乗客らは「兄弟かと思った」「駿ちゃんと一緒にいた子は、顔立ちがふっくらしていた」などと証言したという。
駐車場近くのアーケードの防犯カメラには、駿ちゃんを連れ歩く半袖シャツ、黒ズボンの少年の姿が映っていた。捜査本部は、夏用の学生服と判断したが、顔の部分は不鮮明で、人物を特定できるほどではなかった。
乗客らは「少年は学生服を着ていた」と話し、さっそく似顔絵が作製された。捜査員らはそれをもとに、市内の学校周辺へ聞き込みに回ったという。
中学は駐車場屋上に残されたスニーカーの足跡から、市内の3校にしぼられた。「あの子ではないか」。似顔絵に似た生徒を次々にマークし、やがて1人に絞り込んだ。
中学1年生で12歳。名前のほか、家や保護者もわかった。14歳に満たないため、逮捕など刑事手続きには進めない。
9日朝、県警稲佐署には、あどけない表情の中学生がいた。両親の了解を得て指紋を採取したところ、駿ちゃんの体を傷つけるのに使われたハサミのものと合致した。「後悔しています」。殺害したことも、あっさり認めた。
◆「少年の顔写真」を授業中に回覧〜福島の中学教諭
福島市の市立福島第三中学校(峰島和彦校長)で、30代の男性教諭が、長崎市の男児誘拐殺人事件で補導された少年のものとしてインターネットの掲示板に掲載された顔写真を印刷し、授業中に生徒に見せていたことが14日、わかった。
同中によると、教諭は今月11日、担当する3年生計3クラスの公民の授業で顔写真を回覧した。教諭は、「インターネットによって簡単に人権が侵害されてしまう例として見せたが、不適切な方法だった」と話しているという。(03.07.14)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/spe-3/nds/nds_01/nds030714a.htm