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(回答先: “面通し”はされたのだろうか? 投稿者 まさちゃん 日時 2003 年 7 月 15 日 03:54:05)
まさちゃん、こんにちわ。
少年のアリバイは、両親が立ち直って、息子が犯人と信じることになってもいいからという思いで動くなかでしか出てこないと思っています。
あの事件の性格とメディアの報道振りから、身内以外の人がたとえどこかで少年を見かけていたとしても、噂や内輪話としては出ているかもしれませんが、積極的にアリバイの立証に動くことはまずないと推測します。
(少年の顔は原則非公開ですから、知っている人がどこかで見かけていない限り、そういう話は出てこないという問題もあります)
少年が“自供”しているので、“面通し”は行なわれなかったと推測しています。
刑事免責者については、人権擁護という建前で“面通し”はやらないのが通例かもしれません。
また、今回のような事例で“面通し”が事実の解明につながるかどうかも疑問です。
数日前に「読売新聞」が報じた路面電車乗客の証言に基づく似顔絵は、ビデオ・ゲーム店の店員にそれを見せていないことから、実際にはない話か、犯人をあの少年に特定した後に写真を基に描いたものではないかと邪推しています。
写真を基に描いた似顔絵を見せて、「こんな感じではありませんでしたか?」と質問して、「そういえばこんな感じでした」という応えを引き出せば、証言者には補導された少年のイメージが刷り込まれるので、“面通し”したときには、「そうです。この子です」という答えが疑念なく出てくる可能性があります。
少年に目星が付けられていないときならいざしらず、少年が特定された後の目撃証言では、証言の信憑性が薄らぎます。(目撃者の件は、報道順序から言えば、少年が特定された後に報道されています)
このようなことから、あるレベル以上の弁護士が反対尋問を行って、見た時の視覚条件ではよくわからなかったはずだとか、少年とは違う電車に乗っていたはずだという反証で、証言の不確かさやデタラメをさらしていくしかありません。
防犯カメラの映像も、商店街のものは原本を渡して控えを取っていないとのことなので、手を加えられている可能性もありますが、今のところ、防犯カメラの映像が示唆する矛盾を突いていくしかないのかなと思っています。
(できるだけ原本状態で確認できるよう早期の公表が望まれますが、手を加えていても精査すればわかることなので、捜査当局を追い込むことができます)