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(回答先: ふげんで火災報知機作動 けが人なし、爆発音と通報 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 04 日 18:01:15)
「ふげん」施設で火災か、放射能漏れなし
4日午後零時15分ごろ、核燃料サイクル開発機構の新型転換炉「ふげん」(福井県敦賀市)から、「廃棄物処理建屋で大きい音がした」と敦賀・美方消防組合に出動要請があった。
原子力安全・保安院によると、廃棄物処理建屋1階の焼却灰取り出し室の火災警報が鳴った。カメラで室内を見たところ、煙が充満していたが、炎は確認できなかった。ふげん職員が放射線モニターで監視したところ、放射能漏れはなかったという。
核燃機構などによると、この日は午前10時45分から焼却作業を開始したが、同11時28分に炉が停止した。その後、再起動したところ、11時47分に爆発音がし、約5分後に報知器が作動したという。同建屋のダクトのガラスが割れていた。けが人はないという。
爆発したとみられるのは、放射能で汚染された可能性のある作業服など、低レベル放射性廃棄物を減量化するための焼却炉で、炉内を確認するためののぞき窓(約30センチ四方)が割れ、灰などが周辺に飛び散ったという。
「ふげん」は、核燃料サイクル開発機構の前身、動力炉・核燃料開発事業団がプルトニウムの有効利用を目指して開発した、純国産の新型炉。1978年に運転を開始したが、役割を終え今年3月に運転を停止。将来の廃炉に向けて使用済み燃料の撤去作業などが行われていた。(読売新聞)
[7月4日14時15分更新]