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2003年7月5日 土曜日
森喜朗前首相が討論会で「子供を1人もつくらない女性の面倒を、税金でみなさいというのはおかしい」と発言したのは女性差別に当たるとして、山内恵子衆院議員ら社民党議員が1日、衆院第二議員会館の森事務所に謝罪を求める抗議文を提出した。
これに対し森氏は記者団に「(討論会の)対象は幼稚園の母親や経営者らで、女性を蔑視(べっし)した話をするわけがない。(自民党の)少子化問題調査会でこういう意見もあるということを申し上げた」と述べ、反論した。
この討論会は6月26日に鹿児島市で開かれ、太田誠一元総務庁長官が早稲田大生らによる集団暴行事件について「まだ元気があるからいい」などと発言し、翌日陳謝した経緯がある。
(共同通信) [7月1日18時42分更新]
◆ある20代女性のエッセイ◆
これまでのエッセイを読んでいただければ明白だが、私は結婚したいとは思わない。結婚を否定しているわけではない。でも結婚して幸せになるのは難しいことだと感じる。最近はそうとも限らないかもしれないが女性にとって結婚とは憧れであって、女性は結婚すれば幸せになれると思っている。
結婚といっても様々な形があるので一概には言えないが、結婚することによって失うものってけっこう大きい。しかもそれは男性以上に女性の方が大きいと思う。結婚に憧れている女性たちは、この失うものの大きさに気が付いているのだろうか。
私も以前は結婚にすごく憧れていた。子供はほしいとは思わなかったので家庭をもちたいというよりも、ただ好きな人とずっと一緒にいたいからというのが理由であった。もともと人付き合いが苦手であまり人と遊んだりしなかったので、家の中にずっといても苦痛でない。結婚して好きな人と一緒に暮らせば、いっぱいエッチできるし楽しいかもなんて思っていた。だがそれは甘い幻想であると気が付いてしまった。私は、好きな人と2年間同棲したことがあるが決してエッチやり放題にはならなかった。それどころかセックスレスで欲求不満に苦しんだ、ということは既に書いた。相手が悪かったからかもしれない。でもその後、違う男性と結婚したがそのときもセックスレス。私はできちゃった結婚だったので慎重に相手を選んで結婚したわけではなかったが、エッチの相性はいいから大丈夫かなと軽く思っていた(今思えばアホである)。
私はこのとき結婚の現実をつくづくと思い知らされたのである。
私は、結婚したら女性の方が絶対に損であることが多いことに気付いた。
まず男性は「釣った魚に餌をやらない」人が多い。結婚によって相手の女性が自分から逃げないようにしてあるから、敢えて相手の気を引こうともしない。結婚前の方がずっと楽しかったということになる。私は別に男性に何かをしてもらおうと期待していたわけではないが、それでもセックスだけはしてくれないと困る。エッチ目的で結婚したのにエッチがなくなってしまったら何の意味もなくなってしまう。( 私はそれですぐに離婚することを決意した)。
結婚することによって損することは他にもある。それはまわりの男性から恋愛対象として見られなくなるということ。夫婦が愛し合っていれば他の人はどうでもいいかもしれないが、熱烈な愛情は長くは続かず、お互い他の人に惹かれるようになるのは当然である。それでも男性の場合はけっこう浮気のチャンスがあるからいい。今や、既婚男性の浮気や不倫なんかは当たり前のようになっているので、独身女性も平気で近づいていって誘惑したりする。恋愛も芽生えやすい。よって女性は好きな男性と結婚できても、相手が浮気することの不安からは決して逃れられないのである。
男性は仕事先で飲み会などに行くことも多いし出会いもたくさんあるだろう。女性は仕事をやめてしまうとまず出会いがまったくなくなる。仕事を続けていても結婚すると出会いが減るような気がする。既婚女性には男性の方からはなかなか近寄ってきてくれない。自分から誘うにしても結婚してるとやりにくくなるだろう。だから女性は結婚すると恋愛のチャンスがグっと減る。男性はそうではないのに。
私のように結婚後に浮気しようと思っている女性は少ないかもしれない。でも結婚後に自分の気持ちがどう変わるかは分からない。私は結婚するならお互いにフリーセックスを楽しめる関係でいたい。そういう考えが分かってくれる男性もいる。私が結婚したくない理由は、今はセックスをいっぱい楽しみたいからだと思う。そのためには相手を一人だけに絞るのは危険だし、浮気を許してくれる理想の男性を選んでも、結婚することによって出会いのチャンスが減ることは避けられないだろう。
ついでに言えば女性は名字を変えるのが面倒。私は5年間同じ職場で働いているがその間に2度も名字を変えるはめになってしまった。しかも離婚したときも人には言いたくないのにイヤでもバレる。周囲の人に名前が変わったことを知らせ、ついでにその理由まで説明しなければいけなかったりする。別れた旦那の方はと言えば、周囲の人にはほとんど気付かれることがなかったのでいちいち言いたくない人に説明する必要がない。離婚するときも女って損だと思った。次に結婚するときは(いつの話やら)絶対に夫婦別姓にしようと決意した。
そして、女性は結婚によって仕事の幅がせまくなることも多い。男性は結婚しても同じようにバリバリ働くのに。今の時代ワーキングマザーも当たり前だが、結婚(出産)しても仕事を続けて経済的に自立していた方が絶対にいい。結婚によって自分の大事な仕事を失ってしまうのは本当にもったいないことだと思うし、自立できるほどの経済力がないといろんな意味でリスクが大きい。私も結婚で仕事をやめなくて本当によかったと思っている。
結婚に対してとても個人的な意見を書いてしまった。私が結婚に対して偏見を持っていると思われるかもしれない。でも私のまわりには結婚に失敗している人が多いのが現実である。今の時代、結婚したから幸せとは限らないのは皆気が付いてるかもしれない。それが分かっていてもなぜ女性が結婚に憧れるか。その理由のひとつに、結婚すること自体が女性にとって一種の名誉である、という意識があるからだと思う。
結婚することは誰かに愛されている証拠であって、それを他の人に認めてもらうことで優越感に浸ろうとしていないだろうか。確かに周囲に認めてもらうことも大事かもしれないが、そのためだけに大事なものを失うことのないように、結婚の現実にもっと目を向けてみてほしい。もっともそれが分かっているから今の女性たちはなかなか結婚しないのだろうか。(了)
最近のニュースで太田誠一氏の暴言や森前首相の女性差別発言がニュースになった。この程度の暴言や差別発言は国会議員ばかりでなく、男だけで酒が入ったような時にはよく出てくる発言である。しかし少子化問題で女性ばかり攻め立てたところで、問題の解決にはならない。しかしほっておけば年金問題や福祉問題などに重大な問題が生じてくることになる。
太田誠一代議士の発言でも、最近の若い男女は結婚をしたがらない、と指摘された冗談半分の反論として言われたものだ。しかし問題がどうしてなのかの本質的な議論が行われず、建て前だけの議論に終始しているように思う。男性にしても女性にしてもなかなか本音は言いづらい面がある。夫婦別姓問題にも意見が分かれていて、なかなか意見が纏まらない。
人生観や結婚観は個人個人で違っているし、千差万別である。戦前のように生めよ増やせよと言う時代が異常だったのだ。戦後のサラリーマン社会でも何歳までに結婚して、何歳までに二人の子供を作ってと言う、規格型人生が正しい生き方とされた。まるで大量生産ロボット社会である。
さすがにこの十数年の間に人生観の大きな転換が起きているようだ。東京ではいつまでも独身でいる男女が珍しくはなくなったし、同性愛者とかがテレビなどでそれを売り物にしている。このようなライフスタイルの変化が少子化問題、老齢化社会として現れてきている。ヨーロッパなどでも以前から問題になっている。
豊かな社会が訪れれば人生観が変化して当然だ。結婚観も変わってくる。ここで紹介した女性のエッセイも女性の本音を語っている。熱烈に大恋愛結婚したところで、数年も経てば熱も冷めてしまう。そして週刊誌などでもセックスレスになってしまうカップルが多いらしい。私の会社員時代も上司がまだ30代後半なのに月1回がやっとだとぼやいていた。
エッセイの女性も結婚したことにより、かえってセックスレスとなり欲求不満がたまり、他の男性からも相手にされなくなった不満を述べている。彼女の友人などでも失敗している人が多いらしい。さらに結婚することで仕事を失うことのハンデについても指摘している。子供が一人なら育児と仕事が両立できても、二人三人ともなると両立は不可能だ。
エッセイの女性が言っているように、仕事か結婚の二者択一を迫られたら、仕事を選ぶべきなのだろう。仕事は彼女の生活を守ってくれるが、結婚は必ずしも上手くいくとは限らない。彼女の写真を見ると女優かモデルと間違うほどの美人だ。だから新しい彼氏を見つけるのは不自由しないタイプだし、だからこそ女性の本音エッセイも書けたのだ。
いつもは引用したホームページを紹介しているのですが、プライベートな事柄の内容なのでリンクは出来ません。どうしてもURLが知りたい方は私宛にメールください。日記のコーナーもあるのですが、私はとても彼女の恋人にはなれない。一晩に5回ぐらい出来ないと満足できないらしい。