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(回答先: 《母性:生み、護り育むもの》の秩序のなかの貨幣 -1 (修正版) 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 8 月 23 日 01:14:25)
マルハナバチさん。 こんにちわ。
私は最近別種のことを検討していたのですが、もちろん読ませて頂いております。
なんか怒っちゃった? ごめん。
そうですね。
鍵は宇宙から共同体への「贈与」の意識にあるのかもしれません。
私たちが生きとし生けるものに依存して始めて生きられるというその構造の認識。
水も空気も食物とすべて贈与のたまものですね。
この贈与の女神−大地母神ということなのかな。
だから共同体内での取引も、基本的に「贈与」と考えることは不思議ではないですね。
贈与の応酬によって人々の生活が成り立っている。
その世界では、労働は世のため人のため−「贈与」だから、今よりもはるかに楽しいものだったに違いない。
私はそういう感じがしております。
祭りは、贈与されすぎた余計なものを女神に返還するものかもしれませんね。
貨幣は、生きとし生けるものから共同体への贈与のシンボルかな。
たからこの段階ではむしろ「幣」と呼ぶべきかもしれませんね。
パレスティーナの地は、紀元前の遠い昔には大森林だったそうです。
その中で生活する共同体は、大地母神のもとに生きていた。
その森林を焼き払う物語がありますね−ギルガメッシュ叙事詩。
これは「日本の深層」に書いてあったことですが。
彼は「不老不死」を求めた傲慢な人間だった。