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(回答先: ちょこっと質問 投稿者 アルファンド 日時 2003 年 8 月 19 日 23:37:29)
アルファンドさん。 お久しぶりです。 いまちょっとサボっています。
どっか行ってたの?
(帰省と引越しのゴタゴタでしばらくネットから離れていたが、ずいぶんと面白いことを話してるな。)
面白いことを話しているのはあっしらさんで、私はお付き合いさせて頂いてます。 私は山本の周辺を巡回していました。 最終結論がほぼ一致していたのには、ちょっとびっくりしました。
(俺は「大東亜戦争」がなければ、戦後の世界的な「植民地独立」や「人種差別撤廃」のようなものは起こらなかったんじゃないかと考えている。
もちろん今だって「第三世界」は『奴ら』のクビキからはほとんど逃れられちゃいないが、それでも手枷、足枷くらいは外れてる。『奴ら』はその状況を大した困難もなく上手に利用出来てはいるが、それはまた別の問題だ。俺は「公然たる支配」から「隠れた支配」へと変わったことをあえて評価する。両者を比較して、俺には後者の方が好ましい。
そしてその「支配方法の変更」を迫ったのが「大東亜戦争」に他ならないと考えているんだ。)
私には解答が難しい問いですが、分かる範囲ということで勘弁してね。
「ラス・カサス(インディオスの破壊についての簡潔な報告)」をここで紹介したのは私だよ。
知ってる人いたかな。 現代日本人は知らない人が多いみたいですね。
やはり教科書がきれいごとなのがいかんのかな。 私は歴史教科書とかは読んだことがない。 家にある百科事典を読んでいました。 理系だから歴史の試験ないし。
これがインディアン大量虐殺でアメリカ大陸を奪ったコロンブス・ブッシュの正体】 http://www.asyura.com/0304/war30/msg/276.html
投稿者 愚民党
豊臣秀吉がキリシタンを禁じたのも、キリシタン関係者の奴隷貿易の発覚が原因とされていますね。
イギリス人がインドで職工の手を切った件を問題にしたのも私だ。
東インド会社が麻薬を中国人に売りつけて貿易赤字の穴埋めにしたのも当然良く知っている(なぜか日本人の東インド関係書籍ではぼかした表現が多いから気をつけましょう。)
こういう無茶苦茶がやりにくくなったのは、大日本帝国がアジア全域から一時白人を追い出し、各民族に目覚めをもたらしたからでしょうね。
この点は異議ありません。
支配方法の変更については、「大東亜戦争」が、植民地支配の(コストアップ要因)となったという点は明らかに思います。
これ以上に、やはり植民地産品(一次産業だからね)の価格が下がり、売り上げが低下したという要因が大きいと思います。
売り上げの低下と、コスト上昇のために、丸抱え(今でいう連結決算)となる植民地よりも、外部調達(独立国)にした方が良いという判断でしょうね。
「大東亜戦争」が「支配方法の変更」を迫ったという理解はこの点で同意します。
どちらかと言うと主原因は売り上げ低下みたいな気がしますが。
植民地は戦前には既に引き合わない代物だったみたいですよ(石橋湛山が戦前からそう主張していたそうです)。
しかしいわゆる太平洋戦争、日華事変の部分は、残念ながら陰謀に踊らされたというように見えますね(この主張はご承知のとおりです)。
後知恵といえばその通りかもしれません。
「人種差別をどうにかしなければならなかった」に賛成します。
しかし、アジア人差別とか、有色人種差別みたいなまとめ方は、戦前はまだ萌芽段階だったのかもしれません。
アジアというのは主体的概念ではありません。
いわばホテルニュージャパンの宿泊客みたいに、もともと無関係な客が火災(欧米の無慈悲な侵略)にあって損害を被ったという状態ですね。
もともとは連帯者ではなく、被害者同盟にすぎないわけで、共通の利害も土台もない。
だからアジア人が八紘一宇として簡単にまとまるとか賛同を得られるという考えは、実際には通用しなかったんだろうと思います。
例えば中国人が日本人に「どうにかしてほしい」と思っていたかどうか?
そんなわけないよね。 だけどそういう宣伝をしていたわけです。
やはりやり方がまずくて逆効果という感じは否めないんですが。
謀略によって、被差別者同士で一種の同士討ちをしてしまった。
せめて満州国を本格的に繁栄させることに成功していれば。
海軍が本格的に関わる上海事変以降は、謀略そのものだと思います。
未来において、アルファンドさんが望むような評価を得るためには、現在が重要となるでしょうね。
イスラム教徒は差別の対象とされそうな状況になってきました。
もしかすると日本人も危なくなるかもしれませんね。
日本人は、今回も大陸での戦争へ、そして今度は「差別」強化の世界へと向かっているようです。
また被差別者同士の同士討ちをやろうとしているのではないかなあ。