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(回答先: 国立療養所が診療報酬不正受給 札幌医大に「名義借り」(朝日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 8 月 22 日 04:30:40)
肝移植の国内第一人者、北海道大(札幌市)の藤堂省(さとる)・第1外科教授(55)が、道内の公立病院から6年余にわたり「顧問料」として2000万円以上を受け取っていたことが21日、分かった。同病院は、第1外科の医局員3人の名義を借りていたほか、非常勤医師の派遣も受けており、病院側は「その謝礼だった」としている。
藤堂教授は、「大学には兼業届を出しており、違法ではない」と説明、このほか2病院からも同様の顧問料を受け取っていたことを認めた。名義貸し問題を調査している北大は近く、教授から事情を聞く方針。
顧問料を支払っていたのは、長万部(おしゃまんべ)町立病院(63床)。顧問契約は1997年春に結ばれ、現在まで毎月30万円が支払われている。
病院側によると、顧問の話は、藤堂教授が第1外科教授に就任した直後に医局の一員から持ちかけられたという。教授は1度も同病院に出向いたことはなく、病院側は、「(顧問料は)医師派遣などに対する謝礼で、上納金に近いものだった」と話している。同病院は、2000年4月から6月まで、医局の医師3人の名義を借り、月額1人50万円、計450万円の報酬を支払っていた。
北大の西信三医学部長は「顧問契約は大学に申請があったので認めていたが、内容は把握していなかった。実体がないなど問題点について調査委員会で事情を聞く」と話している。
(2003/8/22/03:05 読売新聞 無断転載禁止)