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http://www.asahi.com/health/medical/TKY200308200134.html
北海道八雲町の国立療養所八雲病院(240床)が、札幌医大の医師5人から「名義借り」して常勤医の医師数を水増しし、診療報酬を不正受給していたことが、北海道社会保険事務局の監査で分かった。同事務局は不正受給額の確定作業を続けているが、00、01年の2年間で総額5億円台になると見られている。国立療養所での不正受給は、00年に発覚した岩手病院に続き2例目。
道内では、札幌医大の多数の医師が、各地の病院で勤務実態がないのに名義だけを貸して報酬を受け取る「名義貸し」などをしていたことが発覚。これを受けて道が実施した医療機関への調査で、八雲病院の「名義借り」が判明した。
関係者によると、八雲病院の医師は十数人だが、「名義借り」をすることで医療法に基づく一定基準の医師数を満たしていることにして、医師数によって額が決まる診療報酬を過大に受け取っていたという。
同病院を管轄する厚生労働省の国立病院部企画課は「不正の事実があったと報告は受けている。原因は病院幹部が医療法の仕組みを知らなかったためと聞いている」と説明、「社会保険事務局の行政処分を見て、病院関係者の懲戒処分をすることになるだろう」と話している。 (2003/08/20)