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(回答先: 北大名義貸し、公立病院から藤堂教授に2千万円(読売新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 8 月 22 日 05:07:39)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030822i309.htm
北海道大(札幌市)の第1外科医局(藤堂省教授)が、同窓会組織を通じて留萌地方の天塩町から少なくとも1500万円を受け取っていたことが22日、明らかになった。
同町の公立病院は第1外科を通じて名義貸しを受けており、「医局側に指示され、良好な関係維持のため行った」としている。医局側は、ほかの自治体からも含め年間約2000万円を集めていると認めている。総務省は、地方自治体から国の機関への寄付行為を規制しており、文部科学省も「事実なら法をすり抜ける行為で不適切」としている。
町によると、北大第1外科医局の同窓会組織「楡(ゆ)刀会」に対し、2000年度から一般会計の「医療対策事業負担金」名目で毎年500万円が支出され、今年度も同額が予算計上されている。
当時の病院事務長によると、500万円は医局関係者を通じて町側に支出するよう依頼があった。町は町立国保病院が同医局に所属する医師ら4人の名義を借りており「関係を良好に保ちたかった」と説明している。町は医局側から「医局員への研修機会の確保、資質の向上のため運営する」との説明を受けたが、具体的な使途については知らないという。
藤堂教授は読売新聞の取材に対し、「医局の研究助手への人件費やカルテの保管費、医局員の旅行など福利厚生に使っている」と医局の運営費に充てていたことを認め、「その他の複数の自治体も含め、同様の趣旨の金を年間2000万円程度集めている」としている。
総務省は、地方自治体から国立大学への寄付が「立場の強い国の機関が地方に財政負担を強いる恐れがある」として地方財政再建促進特措法で禁じてきた。昨年11月、規制緩和の流れをうけ、地方振興などに寄与する場合に限り、自治体が総務省の同意を得れば可能とした。
今回は、こうした規制を受けないよう同窓会組織を“トンネル団体”として利用したことになり、文科省では「ただちに違法行為とは言えないが、実質的に大学が自治体から寄付を受けているのと同じであれば法をすり抜けることになり不適切」としている。
(2003/8/22/15:24 読売新聞 無断転載禁止)
★文科省は「ただちに違法行為とは言えない」などと言っている。しかし、「名義貸し」は明らかな詐欺行為であり、大学側は詐欺の共犯になる筈だ。(シジミ)