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(回答先: 阪大・東氏、ゲノム薬理学の導入で結核だけで年間約100億円の医療費削減と推算(個の医療) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 7 月 29 日 20:15:58)
http://sentan.nikkeibp.co.jp/pm/20030715_.htm
「これまで、結核の患者20〜30人程度に対して、遺伝子解析を薬剤選択に役立ててきている。将来的には、すべての患者に対して、ゲノム解析を行っていきたい」と、千葉県立東金病院院長の平井愛山氏(写真)。東金病院は、電子カルテにゲノム情報を掲載したシステムの構築を進めている。
東金病院がこれまでに行った遺伝子診療は、結核治療薬であるイソニアジド(INH)の投薬時の副作用回避のため、NAT-2(N-アセチル転移酵素2)の遺伝子検査だ。結核病棟の患者20〜30人を対象に、NAT-2遺伝子の多型解析を行い、薬剤の初期投与量の決定に利用している。
同病院では、患者を対象に、NAT-2の遺伝子多型解析を行うに先立ち、健常ボランティアを対象にした遺伝子多型解析も行ったという。
同地域住民を対象に、「自分たちの手でオーダーメイド医療の扉を開きませんか」と、ボランティアを募集。2001年11末から2002年1月にかけて、258人のボランティアから血液サンプルを収集し、NAT-2遺伝子多型を解析した。加えて、遺伝子解析に対する印象などの調査も行っている。
258人の回答者のうち、当初、遺伝子解析一般に関してやや不安(99人)、すべきではない(3人)と解答した被験者(102人)のうち、説明を行った後、印象が変わった被験者は58人、印象が変わらなかったのは44人であったという。
施設整備費は治験の受託研究費を利用
東金病院では、遺伝子解析施設、患者血液の凍結保存用施設などを病院内に新設している。
Tue, 15 Jul 2003