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(回答先: 電子カルテにゲノム情報を導入し、結核治療の薬剤選択に遺伝子多型を利用(個の医療) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 7 月 29 日 20:21:15)
また、遺伝子診療内容を保守のため、不正利用、不正アクセスを防ぐため、原本性保証、電子著名、サイン認証システムを導入している。
原本性保証技術にはリコーの「Trusty Cabinet」を、電子著名技術にはNTTデータの電子文書証明サービス「Secure Seal」を、サイン認証には日本サイバーサインの「C-Sign Lock」を導入している。サイン認証とは、個人の有する筆記運動のくせを、認証に利用するものだ。
加えて、遺伝子診療の審査・監督機関として倫理委員会を設置、個人情報の管理を行う個人情報管理者を設けるなど、組織的な改変もこれまでに行った。
平井氏によると、これらのシステム構築には、治験受託研究費として県から受ける予算を主に利用しているという。インフラなどの新設費用として約2000万円、遺伝子解析などのランニングコストとして400万〜500万円を、治験受託研究費から捻出している。
「もちろん患者からはお金をもらっていない。もらうようなものではないと思っている」と平井氏はいう。(小板橋律子)