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(回答先: 経済学は熱力学をアナロジーとして使って説明できないか? 投稿者 まさちゃん 日時 2003 年 7 月 30 日 15:08:25)
経済活動のダイナミズムを、カオス理論によって説明しようとする試みはあります。化学の場合ですと、相転移をカオスによって、ある程度、うまくいっているようです。
たとえば、下記のサイトを参照ください。
http://www.kansai-cs.com/takayasu.htm
利払いはエントロピーの低減?について
解釈の一つは、おそらく、エントロピーを、まず、情報と置き換えることで行ってはどうでしょうか? 仮に、自分に情報が集積していれば、自分の閉じた世界では、エントロピーは低い状態が保てます。情報を与えて、自分の世界から無くなると、その分、その世界では、エントロピーは増大します。
次に、お金に戻します。お金があることで、人々が作る状態の可能な数を考えます。自分が大きなお金を持っていると、他の人々が作る状態の数は、小さく(情報量としてはあることになります −− エントリピーが低いです)、自分がお金を貸し出すと、他の人々が作る状態の数が大きくなります(情報量がなくなります −− エントロピーが高いです)。
以上のような解釈はどうでしょうか?