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(回答先: 検察の習性と辻元捜査(書記長氏へ) 投稿者 たこ 日時 2003 年 8 月 01 日 14:31:52)
>「何でもあり」とされる書記長氏ですが、「何でも」を解明しなければ、有意な
>ご意見にならないでしょう。
私が言いたいのは、要するにこういうことです。戦後の日本の検察の活動では、
憲法を含めた法律は平気で無視されるし、適正な手続きに基づいた捜査という大切
な原則も平気で無視されるということです。
こうしたことは普通の殺傷・強盗などの犯罪にはほとんど当てはまらずに、政治
スキャンダル関係の犯罪ばかりに当てはまってきたようです。これは一番良くない
現象です。司法権力が何かの政治勢力の道具になっていることを暗示しているから
です。
その「何らかの政治勢力」の中に第四権力としてのマスコミと結託した検察権力
じしんを入れてもいいでしょう。しかし、近現代日本の歴史的いきさつや今まで起
きてきた日本司法権力の異常な行動を考慮したときに、さらに重大な政治勢力が検
察の背後にいると考えざるをえないのです。
それはアメリカ合衆国の権力機関とその支配者たちです。
このことがあからさまに現れているのが、ロッキード裁判という「不思議な国の
アリス」の裁判顔負けの裁判なのです。そこでは、日本検察・裁判所は常識や憲法
などを踏みにじって犯罪をでっちあげました。
『ロッキード事件』
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/kakuei/rokiido.htm
(ちなみに今気がついたのだが、このサイトの「45239−3 事件諸論」には私
のあるサイトでの投稿文だけが紹介されている。ちょっと嬉しい。)
>「逮捕だけして起訴しない」は、感覚の問題ですが、「平気」ではありません。む
>しろ、検察捜査が表面化した限り、意地でも有罪獲得を目指します。
私が「逮捕だけして起訴しない」と批判しているのは、次のことです。要するに
ある事件に対する国民の批判心理や事件そのものの真実性を決定づけると同時に、
逮捕・拘留された人間から強引な自白などを引き出すために、ろくな証拠・根拠も
なく逮捕・拘留してその人を社会的な立場をダメにしたあげく、起訴して裁判を維
持するつもりも材料も最初からないので起訴はしないという、日本検察の最悪の行
為を言っているのです。
>三井環
もっと世間は問題にするべきだと思いますね。
>しかし、現在において、アメリカが捜査について具体的な指示(あるいは示唆)
>し、あるいは、収集した情報をアメリカに提供していると考えるのは、無理があ
>ります。
いや、私は彼らはアメリカのためなら何でもすると思いますよ。銀行・証券会社
の総会屋問題でも、三菱自動車のクレーム隠しでも、外資の乗っ取りに都合の良い
タイミングで表面化して逮捕者がでるではありませんか。総選挙にもよくタイミン
グを合わせていますが。
とにかく、占領期にアメリカの犯罪の手助けやもみ消しをしていた連中本人やそ
の子供たちが、どうしてその後はアメリカの手下ではなくなったのでしょうか。そ
いつらに選ばれて司法権力の世界に入った連中がどうしてそいつらを「売国奴」と
批判するような人間だと言えるのですか。
ロッキード事件を勉強して下さい。
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日本はアメリカのオンボロ中古兵器や欠陥兵器を高い金で買わされてきました。
何年か前には、NECや石川島播磨といった民族資本の軍事関係の企業と防衛庁は
「不適切な高値契約で兵器を開発・売買し、天下り先の退職金という形で賄賂を受
け取った」ということで検察に追求され何人か逮捕者を出しました。
兵器の開発に金がかかるのは当然だし、コストどおりに売ったら商売ではありま
せん。また、国産の独自の兵器体系を維持していくために助成金のような位置付け
で値段を高めに設定するのも国策というものです。
そもそも、兵器の購入代金を高く設定すると犯罪になるという法律があるのかと
か、誰がどうやって「適切・不適切な値段」という違法性を判断するのか、実際に
売買契約した時点でその適正値段の基準が正式に存在したのか、何年後かに受け取
る退職金を賄賂と認定することに無理はないかなどの法的な疑問があります。
アメリカでは将校クラスまでの退役軍人が軍事関連企業に天下りしていき、「軍
産複合体」を形成していることは有名な話です。要するにあの検挙は、日本独自の
軍産複合体形成への攻撃として、アメリカが日本検察に指示して行われたのではな
いかと疑っています。
そういえば少し前に、軍事関連企業の御曹司の政治家(中島だったかな)が贈収
賄スキャンダルで司法によって自殺においこまれましたね。