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(回答先: 「「詐欺罪にあたらない」…逮捕招いた?“辻元論法”」と称する読売新聞記事 投稿者 たこ 日時 2003 年 7 月 24 日 13:57:41)
法曹生の方か何かなのですか? やや勾留理由の開示で弁護士さんの言いそうなことですが、
ここには極端に政治的な投稿が多く、例えば
(1) 辻元を逮捕したのは辻元と社民党を弾圧したいから説=そんなことならば昨年のうちに辻元を逮捕し、オウムのリムジン謀議のような「委員長室謀議」でも作り上げて後に土井まで逮捕したほうがよい。
(2) 他の議員もやってるんだから皆逮捕しろ、または辻元含め皆許せ説=この説は政治を考慮しているにも関わらず、現実を神の論理(罪を犯した者は平等に罰する)と混同して、時には神に倣ったことをし、時には神と違ったやり方をすることで自らの力を示す「権力」の要素を忘れています。
などが多いので、政治的な視点をカットした投稿は逆に新鮮でした。
「捜査にこれほどまで時間がかかっているのは、だれのせいか」問題については、法を離れ、捜査側の内部の闘争の存在を考慮するのがいちばんわかりやすいと思います。「辻元を(おそらく赤軍とかの走狗と見て)逮捕したい」派と「辻元(国会議員として見て)その他の議員逮捕はいいかげんにしろ」派の闘いがこの1年以上あったのが、最近の「辻元立候補」の動きが「逮捕したい」派の背中を押すことでいちおうの決着が付いたと見るべきではないでしょうか。普通の詐欺罪ならば主犯とされてもいいような秘書の一人を逮捕しなかったことは、私としては以前までは他の国会議員に対する安全宣言と考えていましたが、さらには「どうでもいい」派に対する「ここまで」という線引き宣言の役割があったともみなせます。つまり、辻元の逮捕は「権力の意思」ではなく「権力内の闘いの結果」にすぎないという結論です。辻元側がこれを防ぐには、立候補の意思は公示まで否定し続けることが必要だったと思われます。(田中真紀子もそうすべきです)
この説は、もし田中真紀子が逮捕されたりしたら全く崩れますのでよろしく。
上記の闘いがいちおう決着してもまだ終了したわけではないだろうので、辻元が最終的に起訴されない可能性もあると見ています。もしかしたら処分保留で釈放し、また立候補の動きでも見せたら起訴かも?(その時ならば選挙直前の起訴でも不自然度は減ると思います)