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韓国ソウルに於て、十月二十七日から十一月五日まで、ラルーシュが韓国招待講演旅行との知らせあり。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
平成15年08月11日(月) 08時02分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)八月十日(日)
(第六百六十五回)
○「EIR」誌の情報によれば、
リンドン・ラルーシュは、十月二十七日から十一月五日までの十日間、
招待されて、韓国、ソウルに於て、「ユーラシア大陸陸橋と新ブレトン
ウッズ金融体制」について、二つの大会(コンファレンス)で講演する、
とのことである。
○この韓国での講演旅行の前後に、日本でも、是非、ラルーシュの講演会
を組織してほしい、と、筆者に対して「EIR」誌は強く要請して居る。
○しかし、現状では、当方には、その力はないので、この要請を受ける
ことは不可能である。
○なんらかのかたちで、この十月末から十一月上旬、韓国講演の前後
に、日本でラルーシュの講演が実現するかどうかは、不明である。
○ラルーシュは、過去十六ヵ月間だけでも、ロスアンゼルス、トルコ、
インド(二回)、ボン(ドイツ)、ローマ、パリ、ブダベスト、サン・パウロ、
メキシコシティー、モスクワ、アブダビと、十二回、招待講演旅行を
して居る。
○ラルーシュは、一九八五年、レーガン政権時代に、
SDI(ストラテジック・ディフェンス・イニシアチブ)についての会議での
講演に、東京に来たことがある。
○しかし、そのあと間もなく、キッシンジャーと組んだブッシュ(父)
副大統領の勢力は、ラルーシュをたたき潰すために、猛烈な攻撃
をラルーシュ陣営に加えて来た。
○そして、一九八六年十月六日、数百名の完全武装隊が、バージニア州の
ラルーシュの自宅を包囲し、一挙に突入して、ラルーシュ及びラルーシュ派
の幹部たちを射殺するつもりであった。
○このときの状況はここでは省略する。
○ブッシュ(父)が大統領に当選すると、すぐに、ラルーシュとラルーシュ派
の幹部数名は、捏っち上げ裁判で投獄された。
○ラルーシュは十五年の刑。
M・ビリントンは、七十七年の刑。
○その後、クリントン政権時代に、ラルーシュ以下、逐次、保釈された。
○いずれにしても、ラルーシュ派に対する米国政府とくにブッシュ政権下の
弾圧で、日本のエリート層は、クモの子を散らすようにラルーシュから
逃げ出し、今に至って居る。
○ラルーシュ派は、二十年以上に亘って、日本の権力エリート層
(マスコミ、学者を含む)に働きかけを続けて居るが、筆者はそんな
ことは徒労、不毛であろう、と見て来た
○ラルーシュ派の政治的影響は、日本の権力エリート層には皆無である。
○そして、全世界で、ラルーシュ派の影響皆無の国は、現状では、
唯一つ、日本のみ。
○これは、実に良く、納得出来る成り行き、であろう。
○この件は、続報する。
(了)
●[注]
○ラルーシュ派に対する米国政府官憲の弾圧については、ラルーシュの
自伝以外に、とりあえず、次の二冊を参考文献として挙げて置く。
(1)The Rape of Justice - America's Tribunals Exposed.
By Eustace Mullins
1989 二六八 − 二七一頁
(2)Reflections of An American Political Prisoner
By Michael O.Billington
2000
○ラルーシュの自伝については、十年ほど前の月刊「宇宙の真理」誌に、
詳細な解説と紹介を書いて置いた。