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(回答先: 天皇のスケープゴート的起源 投稿者 エンセン 日時 2003 年 8 月 01 日 15:00:51)
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『魏志倭人伝』は、当時の倭には、持衰(じすい)と呼ばれるスケープゴートがいたことを教えてくれる。「渡海して中国に往来するときには、恒に一人には、頭を梳らず、虱を取り去らず、衣服は垢に汚れたままにし、肉を食べず婦人を近づけず、喪に服している人のようにさせる。これを名づけて持衰としている。もしも旅がうまく行けば、人々は彼に生口・財物を与え、もし途中で疾病があったり暴風などによる被害があれば、持衰を殺そうとする。その持衰が謹まなかったからだというわけである」。船を国に置き換えた時、国王は持衰に相当することがわかる。
「持衰」に相当すると思われる人物が描かれた絵画土器片が、奈良県の唐古鍵遺跡から見つかっている。
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エンセンさん、こんばんわ。
「持衰」は黒岩重吾さんの古代小説
「邪馬台国の女王・卑弥呼」で、くわしく書かれておりました。
中国三国志との関係と日本基層の関係は深いと思います。
自分は日本神道の基層は卑弥呼の鬼道(古代道教)であると感じております。
殷(いん)は「商」とも呼ばれておりました。
この「商」も日本基層と関係が深いと感じております。
日本列島には中国から、朝鮮から、東南アジアから、シベリア・ロシア北方からと
多様な人間が古代に来ております。
ゆえに天皇制がなければ、すぐ分解してしまいます。
天皇制は縄文人を滅ぼした日本列島移住民による「智恵」ではないかと感じております。
藤原一族官僚が形成した「上からの天皇制」と「下からの天皇制」があると思います。
自分はいま、明治維新からの天皇制の総括に没入しております。
どくにイギリスとの関係を調べております。
貧乏人ですので図書館から借りて読んでおります。
「もうひとつの天皇制」として、いずれ阿修羅に投稿する予定です。
自分は「知」などという気持ち悪い言葉は信用しません。
読書とは書くためにある身体へ流し込む「水」です。
エンセンさんの投稿は元気がでます。
ありがとうございます。