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(回答先: 有事の武力行使、首相が判断 参院特別委で 政府見解 asahi-net 投稿者 小耳 日時 2003 年 5 月 29 日 11:10:37)
イラク復興支援のためイラク国内に自衛隊を派遣する新法について、今国会への法案提
出を前提に、危険度が低いと判断した地域に限定して米英軍の治安維持活動の後方支援に
あたらせる特別措置法とする妥協案が28日、政府・与党内で浮上した。焦点の武器使用
基準の緩和には踏み込まない方向だ。仏エビアン・サミット(主要国首脳会議)での議論
も踏まえ、この案を軸に最終調整する。
この問題に関連して首相に近い自民党幹部は28日夜、「官邸が法案提出の準備に入っ
た。武器使用基準は緩和せず、重い法案にはならない」と語った。ただ「会期延長はまだ
決まっていない」とも語り、国会運営など政府・与党でなお調整が必要との見方を示し
た。
現在は基本的に自衛に限られている武器使用基準について、政府・与党内では当初、イ
ラク国内の治安が悪いため、任務遂行への妨害行為にも認める国際基準にあわせるべきだ
との声が強かった。だが、自民党の山崎拓幹事長は28日、「基準の見直しには時間がか
かる。今回は無理だ」と記者団に語り、新法では危険度が低い場所に限定して自衛隊派遣
を可能にする考えを明らかにした。空港など「安全」が確認された地域に限って物資を輸
送することなどが想定されている。
政府・与党で「安全」な地域に限って自衛隊を派遣する案が浮上したのは、武器使用の
基準を緩和したり、米英軍の治安維持活動と一体化した後方支援を展開したりすることに
なれば、憲法解釈上禁じられた集団的自衛権の行使に絡んで、法案化や国会審議が長引く
と見られるからだ。
また、今国会で処理するなら、6月18日までの会期を大幅延長する必要があり、内閣
改造など政局の波乱要因にもつながる。一方、短期の延長では民主党の賛成を得るのが困
難になる可能性もあり、延長幅など国会運営をめぐる政府・与党内の調整は進んでいな
い。
首相としては、こうした情勢を総合的に判断して、サミット後に政府・与党内の意見集
約に入る考えだ。首相は28日夜、記者団に「サミットから帰ってから与党と相談する」
と語った。
(05/29 06:05)
http://www.asahi.com/politics/update/0529/004.html
」こんな安易な妥協案・・・でいいんでしょうか?