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(回答先: シーア派、35年ぶり本格式典 カルバラに800万人 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 22 日 22:57:23)
04/21 10:55 首都から聖地へ長い列 シーア派行事が復活
【バグダッド20日共同】イラクのシーア派イスラム教徒が、七
世紀の宗教指導者フセインの殉教にまつわる哀悼行事に参加するた
め、各地からバグダッドの南約八十キロにある聖地カルバラに向け
徒歩などで巡礼の旅を始めた。
同行事はシーア派ではメッカ巡礼に次いで重視されるが、フセイ
ン政権に禁じられ、約四半世紀ぶりの復活となる。バグダッドから
南へ延びる高速道路では、宗教指導者の肖像画や旗を掲げて歩く信
者の列が十キロ以上続き、宗教的情熱の高まりをうかがわせた。
行事は二十三日に最高潮を迎え、カルバラには数十万―百万人が
集まる見込み。シーア派の反フセイン組織、イラク・イスラム革命
最高評議会(SCIRI)は行事に合わせ、二十二日に現地で「米
軍の占領反対」などを訴える大集会を計画している。
バグダッド市民のフサム・アダラザブさん(25)は「この行事
を長い間待っていた。イスラム(シーア派)はついに自由になった
」と話した。
イラク人口の六割以上はシーア派だが、政権は少数派のスンニ派
が握ってきた。カルバラでは湾岸戦争後の一九九一年三月、シーア
派住民が蜂起したが、イラク軍に鎮圧され約五十万人が殺傷された
。
(了)
[2003-04-21-10:55]
nifty共同通信ニュース速報