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(回答先: 戦争を知らない人が日本の最高司令官であるという恐ろしい現実 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 03 日 22:16:56)
小泉総理を弁護するつもりはないしあなたの熱意は分りますが、それだけは言っちゃいけません。
グリーンベレー隊員として、ベトナム戦争でゲリラ戦・対ゲリラ戦を実行してきた三島瑞穂氏。
フランス外人部隊に入隊し、サハラで砂漠戦の訓練を受けた毛利元貞氏。
南アフリカで10年間傭兵として活動していた、新井国右氏。
日本赤軍のリーダーで中東での実戦経験を持つ、重信房子氏。
このレベルの人達なら、砂漠戦の状況について、錯綜する情報の洪水の中で正確に把握出来ると思いますが。
それと、よく「バグダットまで〇〇キロ」という報道がありますが、遮蔽物に乏しく水を確保出来る場所ごとに居住地が点在している砂漠地帯には、「戦線」と言うものはありません。
敵味方の各部隊は、地図の上では単なる「点」に過ぎない。
「点」と「点」が移動し合い、衝突しているだけです。むしろ陸上の戦闘よりも船同士が戦う「海戦」に似ているでしょうか。
ですから部隊の移動速度によって、戦場は100キロ単位で一気に移動します。「バグダットまで〇〇キロ」の話にはこだわらないほうがいいですよ。
「強行偵察(威力偵察)」について
この作戦行動は、本来は敵部隊の実力や配備状況を探るために
「ちょっと、ちょっかいをだしてみる」
程度のものであって、
「敵をおびき出す」
ものではありません。
また、敵部隊と交戦中に上空で待機している味方の攻撃機を呼び出して、目の前の戦車を破壊させる。
この攻撃機は「空飛ぶ砲兵」と呼ばれ、第二次大戦後半のヨーロッパ戦線でごく一般的に行われていたものでした。
イギリスの「ホーカー・テンペスト」や旧ソ連の「シュトルモビク」なんかが有名ですね。
一般論として話が出来るのはここまで。
これ以上の事は現地のデータが無いので分りません。
発言することは出来ますが、「言った事に責任が持てない」ですから。