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(回答先: [日経] 株、進む「外需依存株」からの逃避――「内需」レンズ関連に人気 投稿者 Ddog 日時 2003 年 4 月 08 日 23:12:29)
[日経]株、イラク戦後処理の行方気掛かり・小林氏 金融問題も重し
【NQN】小林治重・丸和証券調査情報部長 対イラク武力行使の終結
期待で上昇した前日とは一転し、7日の日経平均株価は反落した。背景
には戦後のイラク統治を巡る不透明感の台頭がある。イラクはクルド族
などを含む多民族で構成されているという。イスラム教シーア派教徒も
多く、イラクがこれまでかろうじてまとまってきたのはフセイン独裁体
制があったためとの見方も多い。こうした事情から、米国が仮に戦後処
理の主導権を握ってイラク国内を掌握しようとしても、思うように事態
が進展するかどうか分からないといった不安感があるのだろう。
もっとも、国内株式市場ではイラク情勢を除いても、企業年金の代行
返上に伴う売りや持ち合い解消売りなど、需給悪要因が目白押しだ。買
いの主体もインターネット証券を通じた個人の短期売買が中心で、内外
機関投資家の買い見送り姿勢は続いている。生保や銀行の抱える問題の
深刻さを考えれば、日本株投資に向かいにくい環境に変化は無い。従っ
て個人が手掛ける一部低位株を除いて、当面の株式相場は上値の重い展
開が続くだろう。
[日経] 3月の街角景気、イラク戦争の影響じわり――旅行キャンセルなど
内閣府が8日発表した景気ウオッチャー調査によると、街角の景況観
を示す現状の判断指数は41.3と前月比3.0ポイント上昇し、2カ月連続
で改善した。しかし海外旅行のキャンセルや石油製品の価格上昇といっ
た報告が相次ぎ、イラク戦争の影響が景気にじわりと広がっている状況
が浮き彫りになった。
調査では1820人の回答者のうち、景気の現状について6.2%が、先行
きに対しては21.2%がイラク情勢に言及。北関東の輸送業者は戦争の影
響で「石油関係が値上がりし、燃料負担が大きくなっている」と報告。
「戦争とSARS(重症急性呼吸器症候群)のダブルパンチで死活問題
になっている」(東海、旅行代理店)という悲鳴も聞かれた。
「米同時テロのときは多くの外資系企業との契約が終了した。戦争で
同じことが起きる可能性がある」(人材派遣会社)などと先行きに不安
を募らせる声も多かった。