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(回答先: 株、逃避資金が新興株買い――イラク戦で物色手詰まり映す[Quick] 投稿者 Ddog 日時 2003 年 3 月 29 日 10:29:09)
株、イラク情勢よりも金融問題がテーマ・新光総研の鶴田氏[Quick]
【NQN】鶴田典裕・新光総合研究所シニアエコノミスト 3月決算期
末を控えて、日経平均株価はこう着感が強まっている。イラク情勢を気
にする市場参加者も多いが、基本的には金融システム不安といった国内
要因が日本株相場の重しとなっている。新年度入り以降も、金融問題の
解決が進展しない限り、株価が上下どちらかに大きく動くとは考えにく
い。
4月の統一地方選挙を前に、政府・与党は金融問題の懸案の一つであ
る生命保険会社の予定利率(生保契約者に約束した利回り)引き下げの
検討を先送りしてしまった。経営体力が弱った生保にとって、予定利率
引き下げは避けて通れない課題とみられていた。生保と銀行は資本関係
の結びつきが強いだけに、予定利率引き下げ問題の棚上げは市場にとっ
て不透明要因の先送りと受け止められている。需給悪化要因だった企業
年金の代行返上に伴う売りや持ち合い解消売りが一巡しているため下値
は限られようが、金融問題解決に向けた前進が見られない限り、積極的
な買い手も現れないだろう。