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(回答先: 一生活者の自己鼓舞 投稿者 そろそろはらをくくろう 日時 2003 年 4 月 11 日 11:15:47)
【日本がアルゼンチンタンゴを踊る日】ベンジャミン.フルフォード/著.光文社.667円
1.ヤクザが不況を作った
2.日本の裏社会
3.メディアの癒着
4.構造改革という名の化粧直し
5.本当の改革とはなにか
6.本当は日本全体が抵抗勢力
7.アメリカに対する幻影
8.不思議の国ニッポン
9.最後の社会主義国家
10.日本が終わる日
(出版社/著者からの内容紹介 )
10数年にわたるこの大不況の間、私たちが不良債権という言葉を聞かない日はなかったといっていいだろう。では、なぜ、日本はそれが処理できないのか?
その明確な答えが、本書にはある。それは、これまで日本の政治家、経済学者、エコノミストたちの誰1人として、口にしなかった答えである。ずばり、それは「ヤクザ」である。ヤクザに代表される闇社会が、政・官・財とタッグを組んで、不良債権の処理をはばみ、不況を長びかせてきたのだ。
著者・ベンジャミン・フルフォードBenjamin Fulfordは、米経済誌『フォーブス』の東京支局長であり、自らこの問題と長期にわたって取り組んできた。アメリカの読者には知らされ、日本の読者には伏せられてきたこの現実を、本書で初めて明らかにしている。また、彼の父はカナダの外交官で、アルゼンチン大使だったことことから、アルゼンチン経済の大崩壊を日本の未来と重ね合わせて検証している。
このままでは、日本は、アルゼンチンと同じように、「国家破産、預金封鎖、国民資産凍結」に突き進むしかないだろう。アメリカ型の資本主義、民主主義とは違う構造を持つこの国は、旧ソ連と同じ社会主義国家として、滅亡してしまうのだろうか?
著者は、次々と内外の関係者を取材し、その誰もが日本経済の未来について有効な処方箋を持っていないこと警告する。とくに、前FRB議長ポール・ボルカー氏Paul Volckerの「日本が現在置かれている状況は、これまでの経済学economicsの教科書にはないものです。先進国といわれる国でこのような状態に陥った国は、歴史上例がありません。とはいえ、日本が抱えている問題は経済問題ではなく、政治問題なのです」という言葉を引き出し、日本はいま全知全能を傾けて、独力でこの危機を脱出するしかないと、説く。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433493305X/qid%3D1050038725/249-0617890-2133166
※著者によると日本には「政.官.財.893」の鉄の結束があるそうだ。さし当っては、投票に行こう。