現在地 HOME > 掲示板 > 議論9 > 703.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: スペインと米国の類似性 投稿者 ジブラルタル 日時 2003 年 4 月 05 日 18:31:49)
ジブラルタルさん、はじめまして。すみちゃん、割り入って失礼いたします。
関心を持って読ませていただきました。ご紹介された当時のスペインをチャートとして現状のアメリカを透かし見てみますと、現況のアメリカがより良く見えて来るようです。
>今回の米国のイラク攻撃は、引き続き予定されるイラン攻撃、サウジ等への民主化要求と言う名の威嚇を含めて一連のものであり、
スペインが南米の金銀を強奪した様に中東地区の油田を奪い、その原油売買代金で経常赤字をファイナンスするためのものと見なすべきでしょう。
経済・政治にまだ疎い私ですが、今回のイラク侵略の根底にあるアメリカの意図はオイルだけではなく、金融資本に依る中東支配の開始(利潤の吸収のため)だという見方も伺っています。
この見方で、アメリカ中枢部の酷薄な思考を演繹しますと、現在ねらわれているのは日本の金融と蓄積された資産ではないでしょうか。
私は、イラクの戦況を追いながら、アメリカの収奪の目標の地としての日本の足元を、イラクを追い落としている同じ動きがすでに洗い始めていると思っています。
詳しい事実挙げて話を展開出来るに至りませんが、アメリカという国の中枢が持つ動きのパターンを、今までの事実をもとに顧みると上に述べた事には某かの真実はあると思っております。
ですから、
>日本にとって必要なことは、来るべき米国の没落がいつどのように起きるかを予測し、対策を立てる事だと思われます。
この御提起に対して私は、こう申し上げた方が良いのではないかと思います。
没落を内的にはらみ、自覚して生き延びの戦略を画策、展開しているアメリカが、どんなにえぐい策で日本の金融と資産を収奪しようとしているか 警戒し対策を立てるべきではないでしょうか。