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(回答先: 日本はどうすべきなのか? 投稿者 れい 日時 2003 年 4 月 01 日 17:37:27)
れいさん。 レスありがとうございます。
(日本からの富の吸い上げは現在進行形と見受けますが、寄生者達は「根こそぎ」奪取しようと考えてるはずです。日本に富を残しておくことはしないのではないか。)
同感です。 寄生者から見ると、日本はいろいろな意味で別格だと考えています。
(そのためには、為替相場を乱高下させたり、企業や国債格付けを必要以上に低下させたり、一次産品(石油.穀物など)の値段を吊り上げたり、「構造改革」を迫ったり、などの手段を総動員してくるように思えます。中国元を低い水準に張りつかせたままの政策も日本の空洞化狙いに見えます。会計基準の変更は、ドイツと日本の空洞化と持ち合い解消のための政策ではないかとにらんでいます。)
同感です。 ただ、寄生者は基本路線を敷設するだけです。 実際に手を下すのは、あっしらさんの言う「寄生」的思想を持つ「知的執事」達です。 彼らは、自己利益を追求する活動の結果として日本の空洞化を押し進めているわけです。
今後のことを考えるためには、大枠を理解することが大事だと思っています。 私見では、60〜70年の社会経済長期循環サイクルの底に入ろうとしていると思っています。 これは「平時」ではありません。 上記のいろいろな手段は、あくまで「平時」の手段と考えています。
「戦時」にはもっとドラスティックな手段がとられるのではないでしょうか。 この点についてはまた考えていくつもりです。
(私が考える、こうなって欲しくないシナリオは
1.日本の武装強化→憲法改正→自衛隊が国軍に→(何らかのもめごと発生か国内世論で)日米安保廃棄または縮小→他の国との条約も廃棄させられる?→日本の海外資産凍結→日本孤立化→悪の枢軸と認定
2.日本が外貨建て債権発行→景気低迷が是正せず、外貨建て債権発行の増加)
(1)は10年間はありえないと考えています。
私見では、安保条約は「未決囚の檻」です。 従って、量刑が決まらない以上、檻から出してくれることはありません。
カルタゴの量刑は文字通りの死刑でした。 現代日本人はそれくらいの覚悟が必要な状況と考えています。
(2)については、利息が問題となります。 例えばドル建てですと、ある程度のロットで起債する場合、外資は年4〜5%の利回りを要求すると思います。 日本の財政状況から見て、低利率での外貨建て起債は困難でしょう。 借金が膨れ上がることになります。
(根こそぎ奪取の本格始動はこれからでしょうが、すみちゃんは寄生者達の今後の戦略をどのように考えていますか? また、日本が寄生者たちから我が身を守るにはどう対処すべきだとお考えになりますか?)
(今後の戦略等)については、私はだいたいあっしらさんのご意見に賛成しています。 あっしらさんと(多分)違う点について私見を書いています。 能力も不足しているので、ご質問の点は、少しずつ順序を追って書いていくつもりです。 そのためにまず「大枠」を書いているわけです。 まずスーツを脱いでからブラジャーを外すつもり。