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(回答先: Re: 陰謀説はつくり出したらきりがない 投稿者 MAT 日時 2003 年 4 月 17 日 18:05:03)
「論語」で有名な中国の思想家、孔子が病気になった時に彼の友人が
「これは良く効くから」
と、薬を届けてくれました。
孔子は友人の心遣いには感謝したのですが
「その薬に関する知識が無いから」
と、結局その薬は使わなかったそうです。
こういう世の中です。真実を追究ことも大事でしょう。
その一方で、「分らないものは分らない」、と一歩引いて物事を観察する態度も必要では無いでしょうか。
あまり突っ込み過ぎては全体が見えなくなってしまう。
あるいは、自分で作り出した真実に自分自身が縛られてしまう。そんな気がします。
自分としては闇に隠された「真実」や手の届かない世界の「理想」よりも、目の前の「現実」を大事にしたいですね。
イザという時には真っ先に見殺しにされる、「ゲーム盤の上の駒」なんですから。