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投稿者 傍観者U 日時 2003 年 4 月 30 日 01:48:49:YiWlebONGYaA.

(回答先: これからの動乱の世界を勝ち抜くにはどうするか[岩住先生へDdogの考えです] 投稿者 Ddog 日時 2003 年 4 月 27 日 00:51:01)

>これからの動乱の世界を勝ち抜くにはどうするか

「勝つ」とは具体的にどんな概念ですか?
謙虚さを忘れ、自分から戦争を仕掛けて他国の国民を皆殺しするとか奴隷とし、
あるいは投機などを仕掛けて、よその富を漁って食い散らかす事ですか?
「勝つ」ことと、「負けない」のとでは、意味が異なりますね?
日本国民が各自努力して脳を鍛え、自分たち自身の力でつつましく生き残れるようにするだけでは、何かご不満ですか?

>世界一真面目で、独創的な民族である。

よその国の人たちの事を、どれほどご存知ですか?
しかも個人差を無視して「民族」として一律に決めつけるなんていう、そんなステレオタイプなおだて、や有頂天な自惚れこそ、私たちを破滅へと追いやる洗脳の罠になりかねません。
そんな事では、わが民族は傲慢で短気で自惚れで物事を論理立って考えられず、自分の考えを持てず、自我意識が未熟な馬鹿馬鹿畜生も同然ではないか?

>神に祝福された美しく恵まれた自然環境の日本列島に住み、培われた伝統、
>能力の高い民族がこれからの動乱の世界で生き残る確率が最も高いと思っていました。

思わず統一教会を連想した、おだて表現ですね。
大学の教育レベルは50ヶ国中最低最悪レベルだそうですが、
「能力が高い」という表現は、あまりに曖昧で単純すぎませんか?
たとえば中東の民族音楽家と、日本の民謡音楽家とでは、優劣なんて比べられませんね。

「生き残る確率」というバクチのような表現も、理解に苦しみます。
バクチ好きで能力の高い優秀な人たちは、それでいいのかも知れませんが。
はっきりしているのは、現在の教育破壊謀略に為す術もなく、統一教会信者のように頭を悪くさせられたら、日本人は可及的速やかに、確実に地球上から消されるでしょう。
それは確率の話ではなく、思想の次元でしょう。


>2.与えられた命令を忠実に実行する。これですが、どうも最低限の秩序が崩壊しつつ
>あります。若年層はもはや、最低限のルールを守ることができる人間の比率が減っています。

「命令を忠実に実行する」が、なぜ「最低限の秩序」「ルール」と関連づけられるのですか?
「最低限」という表現もまた、曖昧ではないですか?
時代や、地域や、世代や、職種などによって、そのような表現が指し示す質的領域や水準は異なります。
人により、人それぞれの主観でどうにでも認識できる、漠然とした曖昧な程度の比較表現をもとに議論を進めようとするのでは、論理科学性に乏しくなってカルト詭弁と見分けられなくなってきます。統一教会の洗脳教義は、まさにそんな言葉遊び的な詭弁だらけではないか。
ここで、「論理科学性」というのは、「どんな人であろうとも、各個人の認識の差違に由来した、あらゆる論理対象の曖昧さを排除する尺度」のつもりで書いています。
この種の表現を国政レベルで履き違えると、国民の知的創造性を目の仇に潰してしまって国民全体が統一教会のロボット同然に堕落調教されかねません。

まさか、旧日本軍どころかポルポト軍のような「秩序」が理想ですか?
旧・皇軍兵士は、命令に絶対忠実ではあったが、国としては明らかにボロ負けした。
バブル期の会社員の少なからずも職務には忠実でしたが、考えなしの忠実だったがゆえに今の経済のザマを招いている確実な一原因ともなっている。
無理に「忠実に実行」しようとして自殺したり過労死に到る人生も、世間には多々埋もれていることだろう。
ある「先物取引企業」の新入生研修を間近に見たことがありますが、ロボットのように整然と躾られていました。しかし、近年は業績があまり芳しくないようです。

世間では、国家財政の在り方や、会計標準や企業倫理の問題・・・などが問われています。
時と場合によっては、その「命令」が論理科学的観点において不適当ないし誤っているという事を、はっきりと論理の筋道を立てて主張せねばならないケースもある筈です。

これはもちろん、「任務を忠実に履行する」を全面否定する主張ではありません。
要は、目的とその手段とを、常に論理科学的に検証する姿勢を忘れてはならないのです。
でないと、
亡国カルトの敵が持ち出してきている昨今のカルト「愛国心」教育もそうだが、
表層的な綺麗事スローガンと一緒くたに一方的に指図される具体的手段が、綺麗事の正反対に、実は国家国民に対する自虐自滅自殺効果を有する洗脳プロパガンダの罠であるかも知れない。
方法論的な品質保証基準のない非論理科学的「愛国心」洗脳教育こそ、民族の自殺絶滅行為に直結し得る、日本国民への敵対的罠と言えないか?
国の中の敵が美辞麗句とともに一方的に指図する具体的手段が、目的とは正反対の論理や効果を持つかどうかを見抜く思考力こそが、智恵であり、思想科学力であり、我々自身が生き抜くための真の愛国心なのだ。そのためには、教育堕落化策謀は打ち砕かれねばならない。
国の中の敵が指図する「愛国心」洗脳教育に絶対服従を強制させられるということは、日本民族には皆殺しの運命が待っていると認識すべきではないのか。
だからこそ、統一教会の撲滅こそが必要である訳だ。

>それでも他の民族よりは私も、まだ まともに機能していると思います。

「他の民族」ですか?ずいぶんとステレオタイプ人間のようですね。
「まとも」という漠然とした表現もまた、曖昧ではないでしょうか?
そんなでは、価値観や生活履歴が異なる他者との議論自体が成り立たないのではないですか?
そちらの仕事では、そんな漠然としたレベルの話で顧客を扱って通用できるんですか?
だとしたら、本当に羨ましい限りです。

>3.集団としてまとまり易く、個人の不平不満を抑えてでも集団の為に一致協力する。最近これも、他民族よりは優れているが、そういった美徳も消失しつつある。

それが「優れている」「美徳」効果かどうかは、時と場合によって結果論的に決まってくるのです。まず国民に集団としての特質性があり、それをどのように活用するか、で「優れた」成果ともなるし、破滅的結果を導く事ともなり得るのです。
今の日本民族には隣国のようなマスゲームは無理ですが、一致団結してマスゲームを完璧にやり遂げる協調能力が、為替投機でボロ儲けする能力と同じとは限らない。投機で天文学的にボロ儲けする事を、「優れている」「美徳」とみなす価値体系も地球上には存在する。
あるいは、たとえ自分達が「優れている」「美徳」と思い込んでいても、T.P.O.を見誤れば実は致命的欠陥として逆作用するかも知れませんし、我らの弱点として、敵につけ込まれるやも知れない。よその人たちからは、とてつもなく傲慢な迷惑行為と見なされるかも知れません。
同じ様な事を繰り返しますが、
自分達の特質性や、自分達を取り巻くT.P.O,を見極めるのが、智力であり、思想ではないか。
集団的特質性をいきなり、「優れている」「美徳」を前提として決めつけるのでは、無意味どころか驕りの致命的弱点として、ロボット勝●議員のように国家国民を堕落させかねません。
同様に、「個人主義」だからと言って、二元論的にそれ自体に善悪を決め付けるのは私には全く理解できません。


>1,狡猾な他民族に騙されやすい。
>1. 忠誠心が高いため権威を無批判に受け入れ易く、又隷属しやすい。
>3.他の民族も自分達と同様な価値観を共有すると信じ込み、国際親善とか国際協力が
>善意だけで可能と信じている。外国人は今まで他民族に散々痛めつけられた経験があるので
>他民族の善意などは全く信じない。
>
>私もすべてそう思います。


上のほうでは、「他民族より優れていて、美徳」のように書いてあるのに、
「無批判」「隷属しやすい」との表現は、それに矛盾していませんか?
今の国民全般の極端な思想的無防備は、事実としては否定できないだろうとは思う。
その原因は、まず第一に意図的な思想教育の欠落にあるのではないか。
一言でたとえば、列強諸国の狡猾な歴史的行状の具体的手口に関する、思想化教育のことです。
明治「開国」当時の国政は、列強諸国の罠をよく見破っていた人たちが担っていましたね?


>1・ですが、私はメディアを疑うが、ネット情報も疑えと声高く主張しても、
>インテリ層の人間が集まっている阿修羅ですら、人格攻撃程度のことしかできない人が
>多く騙されやすい民族です。反米を煽るのは、日米を分断すると有利な北朝鮮、中国の
>策謀意図する可能性、米国の独走を許したくない、欧州系のネットにおける情報操作が
>入っているかもしれないと、疑っていない。

そう考える貴方も、騙されやすいその1人でしょう。
特に、北朝鮮情勢のいい加減な解釈報道で、その種の情動反応が「素直に」見られるような印象があります。
北朝鮮政府側が実際に政治判断に及ぶための彼らの思想規範に関する各種情報は、阿修羅板でも多くはなさそうですが、国内報道のかなりの部分が見当違いか、わざとピンボケではないか。

>2・についてですが、48%も小泉を支持する情けない馬鹿な民族に・・・・
>・・彼らみたいな馬鹿で無能な人間の集団では1000年経っても新政府は作れないだろう。・・・・

ですから、貴方こそが「人格攻撃程度のことしかできない人が多く」の一人です。
2行目を、そのままそちらにお返しします。

>しかし、勝者は**学会だ。合法的な手段で政権奪取に成功した。しかし、
>今日の末法の混乱衰退を招いた原因になった自覚はない。日蓮が草葉の影から
>愁いていることだろう。

合法的な手段で国家主権の奪取に相当程度まで成功した統一教会の教義や実態をどのようにお考えですか?今日の末法の混乱衰退を招いた第一級の国賊犯罪機関でしょう?

>ある面平和であった日本の健全な証拠であり、健全な反応でもあるのだが、
>21世紀を日本が生き延びるには、20世紀の遺物である空想的平和主義者は
>撲滅しなくてなならない。

些細な事ですが、「健全」という表現は、繰り返しますが曖昧過ぎませんか?
それはともかく、統一教会および国政に巣食うスパイ網を、だからこそ撲滅すべきです。

>日本はアメリカに利用されるのではなく、利用しなければならない。
>それが国益というものだ。

「何を以て国益と為すか」こそが、今の国政・外交戦略の重大問題でもある訳です。
自身のそのような「国益」観は、いろんな人々の意見のうちの一つに過ぎない事をお忘れなく。
表現上、どんなに自己中にまくし立てても、それが即、論理科学的説得力を意味するとは限らないのです。

>確かに海外勢力(米中露)に警戒は怠る事はしてはいけない。
>過度にアメリカだけに警戒すべきでなく、中国朝鮮半島に隷属する連中も要注意である。

単純な両成敗式論法に読めますけど?
外国どころか、国外か国内かに拘わらず、日本の破滅を望む敵は到るところ潜んでいます。
国名にこだわり過ぎては、事実を事実として見られなくなりかねません。
国、言語、歴史、社会制度、民族・・に距離がある外国と我々との間には、「何を利益とするか」も異なりがあって当然でしょう。思想なき、やみくもな警戒や対立心は、逆に第三者につけ込まれる隙を提供するかも知れませんね。

>鉄砲を卑下して、騎馬武者攻撃で滅んだ武田武士団の故事を忘れている。
>株は博打で汚らわしいという、日本人の生真面目が裏目に出た例だと思います。

再び鉄砲を捨てた「武士道精神」の、永きに亘る時代は、「裏目の平和」ですか?
自己目的化した電脳デリバティブ投機市場は、実体経済にとって果たしてどれほど有益ですか?


>理工系の訓練を受けた人達は生真面目でも論理的思考が出来ますが、文科系の訓練を受けた人達は論理性に欠け情緒で物事を判断するから失敗するのです。もし教科書が日本人自身の価値観で書かれた物ならまだましですが、外国人が彼らの価値観で書いた事を忠実に実行しようとした所に悲劇の原因があります。」これは慧眼ですね。

それでしたら、まず理工系の訓練を受けてください。決して邪魔しません。

>わたしは、日本人に崇高な目的目標を与えるべきと思っています。
>アンチDdog諸君笑わないでくれ、「地球の未来を、日本が守る!」これを
>国是国家戦略と掲げるべきだ。日本は進むべき道を失っている。

「崇高」・・・そういう曖昧な表現がとてもお好きな様子ですが、
誰が、どんな論理基準で、「崇高」であるとみなすのか。
近代史における、猿真似帝国主義ボロ負け壊滅の「崇高」な再現ですか?
採算の取れる高速道路ではない、実力を伴わない「道」は、自滅の誇大妄想では?

>私は月に一度はTRDIのホームページはチェックしています。

そこから先のご感想は、全体として、やや「?」の印象を持ちました。
べつに馬鹿にしているのではなく、やむを得ないでしょう。
技術に限らずとも、誰であろうと、自分が理解できる範囲と限界とをはっきりと認識した上で、それなりの謙虚な意見を持つべきではないでしょうか。

>阿修羅に集う諸君に物申す、無邪気な正義感は不要だ!

そのままそちらへお返しします。

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