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(回答先: Re: これからの動乱の世界を勝ち抜くにはどうするか[岩住先生へDdogの考えです] 投稿者 たこ 日時 2003 年 4 月 27 日 14:05:27)
たこさんどうも毎度です。相変わらず痛いところをつかれて参りました。長文を書くと矛盾が噴出していまいます。Ddogの素人が天下国家を語る限界かと笑って下さい。たこさんのような議論には喜んでレスを書きます。
可能な限り自給自足を日本は目指すべきことは、わたしも賛成なのですが、日本の農業は、エネルギーの輸入がなくては成立しない。松坂牛とか、近江牛とか牧畜においては、飼料の輸入なくして存立しない。日本の自給自足は100年計画でないと不可能です。
結局これからの10年20年日本が食料を確保するにはどうするかです。相変わらず輸入に頼るのが現実です。
国益=「多くの国から安定的に食料を確保する」ですが、国際協調などといっても所詮 力の論理で、どこから確保するかです。余剰食料を輸出にまわす国は限られます。日本が大切にする国はそこで選別される。
中国はブラックホールの需要から日本は、野菜や加工品を現在輸入していますが、長期安定確保できるかというと、疑問です。
一番大切な基礎的な穀物の輸出余力があるのは、米加豪仏で、インド中国の爆発的人口増加で日本独力で自給自足を空想していたら、たこさんは自分の足でも食べてればいいが、国益=「日本人がどうしたら飢えずに済むか」を考えた時、国際協調路線も表面上大切と思うが、日本はもっと露骨な戦略をとるべきです。
豪州ニュージーランドとの協調もは、食料安全保障上必須で、アメリカは食料安全保障上切るにきれないことを確認しておきます。
しかし、農業問題はWTOと国内農業との板挟みで、私のような素人が語るには深い問題があり、そのシガラミが、今日の日本の矛盾を作り出した原因が秘められ、もう少し勉強しないと語れません。