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(回答先: パナウェーブ・千乃裕子が高橋信次から学んだこと 投稿者 罰天使 日時 2003 年 5 月 29 日 15:13:19)
★★★悪霊祓いパフォーマンス★★★
(1976年5月4日・講演「正法の流転」の会場)
*信次と佳子の親子が「正法」「エルランティー」等についての講演のあとにやった「出し物」の記録。
悪霊に取りつかれた男女を壇上に呼んで、聴衆の前で憑依霊と対話して改心させる。こういうパフォーマンスを「現証」といって、GLAの最大の売り(アトラクション)にしていた。もちろん、初期には講演会だけでなく、GLAの集まりなんかでも、こういう「除霊劇」を何度もやって、ビデオにおさめて、非信者向けの会などで放映していた。
この「現証」こそ、信次時代のGLAの急成長の理由であった。
これより、講演テープから起こしたものをもとにした、晩年の高橋信次流「エクソシズム」の記録をぜひご覧いただきたい。みんなこれが好きで、これにだまされたともいえよう。(なお、以下U:は梅仙人の疑問とつっこみ)
**********≪実録:高橋信次・佳子のエクソシズム≫**********
信次 「(壇上から霊に憑かれた女性を手招きして)はい、お姉さま。(この女性の)禅定中にね、お客さん(憑依霊)が来て色々と協力(わるさ)してくれてる人(霊)もおりました。そのお客さんがいったいどんなお客さんでしょうか。(ほかにも憑依されてる人が)まだいっぱい居るんですがね。どうぞ、はいこちらへ。
どうも、おなじみさんでございます(U:信次に悪霊祓いしてもらう常連らしい。ヤラセの疑惑強し)。またお客さん(憑依霊)とご一緒に、ご来場くださいましてありがとうございました(会場笑う)。こちらがいいですね。皆さんに美人の顔が見れるように(会場笑う)。はい、心を落ち着けてください。いいです、こっち向いてください。はい、こちらでいいです。
(心行を唱えて「光を入れる」行為をしながら)
大宇宙大神霊仏よ、当体に光をお与えください。心に安らぎをお与えください。私達は、この地上界に両親の縁により、肉体船をいただき、己の魂を磨き神の身体であるこの地上界に、人々の心と心の調和のとれた、平和なユートピアを築かんがために、この地上界へ出てまいりました。
しかるに私達は、生まれた環境教育思想習慣の中に、あるときには人を恨み妬み誹り怒り、愚痴をこぼし、あるときは間違った宗教に心を売り、多くの罪を犯してまいりました。神よ、我らの罪をお許しください。今、我々は法に目覚め、その道を遵奉しております。神よ、どうぞこの者の罪を許してください。
今、この者(女性)自身に、先ほど禅定中から、側に居った霊よ。そなたは、この女性を通して語りなさい(異言)あなたはこの女性を通して語りなさい(異言)あなたはこの女性を通して語りなさい。遠慮せずともどうぞ、あなた自身、この女性の側に先ほどから立っていたはずです。そなたは守護霊なるやいなや!?語りなさい。しばらくぶりで、この女性の側に来ておりましたのか、それとも何とかしようとして来ておったのか語りなさい。
遠慮せずともよろしいのです。どうぞ。そんな堅っ苦しいことやめて。語ったらいかがですか。あなたは……あー疲れた? そうでしょうね。そうだ、そうだ。どう? あなたはどなた? 名乗ってくださいよ。あなたも神様でしょ? あなたは……。あー、なんで?なんで? 疲れちゃったの? それじゃあ、どうも…困ったもんだな。ま、ま、遠慮せずともいいじゃないの?そんな、ふざけないでさ。さ、どうぞ、どうぞ(しゃべってください)あなたはどなた? もう(しょうがないな)。(会場笑)
さあさあさあ、お客さん(憑依霊)。あなたを、この壇上に休ませるために上がってもらったんじゃないんです。さあさあさあさあ、はい、あなたは? はいこっち向いて。どなた?」
(U:出て来い出て来いと盛んにひっぱっているし、誘導尋問のよう)
女性 「アハハハハハ…」
信次 「どなたですか。あなたはどなた?そなたは怖くはないよ。どーだね。くたびれた?ん?」
女性 「なーんてこたないさ」
信次 「くたびれない?楽? 調子はいかが? 調子は?。調子はどう? しばらくぶりだのう。あなたは進歩しているのかな。その後、地獄の生活はいかがですか?」
女性 「…背中が…背中が痛いの」
信次 「背中が痛いの?え?」
女性 「背中がね」
信次 「まあ、我慢しろや、そんなの。背中が痛い?」
女性 「背中が痛くってさ」
信次 「もっと大きい声出したら? 大分、元気なくなったね。あなたは魔王の使いで来てるのかい。違う?。サタン?」(U:信次が、「サタン・魔王」という答えを、相手から引き出したがっている。このような質問やふっかけは、後で佳子もさかんにやる)
女性 「プ…プ…プ…」(U:この発音は、異言が出そうなときの前駆現象と推定される。「サタン」などと言ってはいないし、言いそうもない)
信次 「なんだいそりゃ? お控えんなっておくんなさいましだね(会場笑)法華経をやってたんだな、あなたは。違うかな。法華経は、その後どう? やってますか? あなたの世界はどういう世界か教えてくれない。ね?
この人(女性)が、今まで禅定しているところへ、あなた(悪霊)、そばへ来たね。もしもし、しゃべりなさい大丈夫だから。今日は許してやるから。まあまあ、いいから、そんな幽霊のかっこうしなくたって。口がきけない? うーん。だいじょうぶ、だいじょうぶ、口はきけますよ。だいじょうぶ、だいじょうぶ。口がきけるよ。
神よ、どうぞこの者の口をきかせるように、力をお与え下さい。きこえますよ。しゃべってごらん。そう。きこえるきこえる。口をちゃんと開いて語ってごらん。怖くはないから。こら!そこに(いて女性の意識を)引っ張っている者(霊)、そちら(霊界)へ帰りなさい!!。はい、きこえるよ、大丈夫、怖くないから話しなさい。
あなたは。どっから来たの? どこからきましたか? はぁ。「どっからきたかな。それじゃだめじゃない。あなた言葉があるはずだよ。しゃべれるよ、しゃべってごらんなさい。アーて言ってごらん。大きい声、アーて言ってごらん」
(U:必死にしゃべらせようと、きわめて能弁活発に語りかける。思ったとおりに相手がしゃべってくれないので焦っているのだろう。)
女性 「…ハー」
信次 「声を出してごらん。アーて声を出してごらん」
女性 「ハーー」
信次 「アー」
女性 「アーーーーー」
信次 「あ、そうそう、そう。出た出た、みなさい、ほれ。出たでしょ。あなたのそばにいる魔王もね、そばに寄れないから安心しろよ。痛いのか? そこが」
(U:ここで「魔王」といっているのは信次であって、女性ではない。ろくに口がきけない相手なので、でっちあげたとしてもバレはしない)
女性 「(不明)」
信次 「大丈夫、大丈夫。大丈夫。(異言)大丈夫よ。(霊的呪縛の)綱とっちゃったから、大丈夫だよ。大丈夫でしょ?うーん。ほれ、大丈夫。もう大丈夫ね、語ってごらん。どう? そうそう、元気が出たね。ふん、それで? それから、どうなったの。どうですか?」
女性 「なにがさ」
信次 「なにがさ、じゃなくて。あなた、(霊界の)どこにおったの?」
女性 「ハッハハハハハハハハ…」(笑う)
信次 「おー、本性が出たなついに。ばかに行儀が悪いな」
女性 「ハッハハハハハハハハ…」。
信次 「どうですか、魔王殿」
女性 「なにがさ」(U:信次の言葉と女性の答えがかみあっていない。信次は「魔王」と断定したがり、女性は「なにをいってるのだろう」といぶかしんでいる)
信次 「(乱暴に動いた女性の着衣が乱れるのを見て)色仕掛けだね(会場笑)その後、その後どうなりました? 地獄の生活はどうですか? また聞こえなくなっちゃったね。んもー、あなた、あの、今、何年です? 覚えてる? ちょっと、それ言いなよ。え?今何年かな? 今何年かな?(異言)大丈夫、大丈夫、大丈夫、眼え開けなさいよ、あなた今、楽だよ。
ねえ、ちょっとちょっと。ちょっともう、静かにして。おら、だめ。ひっくり返っちゃだめだよ。それでね、あなたね、今何年か覚えてる?。もう忘れちゃった?。「え、今何年?。分からない?、思い出しなさい。あなた今何年かな。昭和で、思い出してご覧なさい。
(祈る)神よ、どうぞこの者の意識に調和と安らぎをお与えください。そして、この者が思い出せるチャンスをお与えください。
いま彼(悪霊)は、無意識状態、意識が無意識状態にいる世界に落ちているわけです。(異 言)あなたは、いま何年か覚えているか? 覚えてない? 声を出したらどうだ。声は出るんだよ。ん? いま何年かな。何年?。覚えてない? 昭和、昭和、大正、明治、明治。わかんない? 思い出せない? そう。そして、この女性(の体)に、さっき何で来ておったの、教えてちょうだい。ん、え?」
女性 「秘密」
(U:信次は「無意識状態にいる世界」の霊だといったばかり。なぜ無意識のものが、信次の言葉を認識し、返答できるのか)
信次 「秘密? へえー(会場笑)あなた達は、秘密が好きよね。秘め事が好きだね。え?え? そう。あなたの親分は、なんて言うんだ? え? あなたは、子分だろ。ね、黙秘権なんか使わなくていいじゃないの。え?あなたの親分は、今そこに来ているのが、そうか。そう?。何もしゃべっちゃいかんて、言われてきたな。そうだろ? えぇ?」
女性 「そのとうりよ!(会場笑)」(U:信次の誘導尋問に、女性が暗示をかけられはじめている)
信次 「そう。うーん。そう。それで、いま明るいところにいないね?」(U:明るいところではないね、という誘導には当然「暗い」という解答がくるはず)
女性 「真っ暗よ!」
信次 「真っ暗? さあ、そんな行儀の悪いことするんじゃない。ちゃんと足を、ちゃんとあれして(女性の衣服と姿勢をととのえさせる)。そうそうそうそう。(あなたのいる世界は)真っ暗だったね」
女性 「そう」
信次「んー。全然なんにも見えないだろ、見えないけど見えるんだろ。ちがう?。もう疲れちゃうのかな。さーさー、まあこの女性ならまぁ、あなた方が少しぐらい入っても慣れてるから大丈夫だわなー。そうでもないか。最近は修行してないから駄目かな?」
女性「 フフヒャハハハハ…」
信次「 えぇ。そうでもない?。え。あなた名前ぐらい覚えてるだろ。名前は知ってる?覚えてる自分の名前。生きてるときの名前。あなた南無妙法蓮華経てやってたんだな。ちがうか。え。え。もう何にも言いたくないの。アー、声を出してご覧なさい。出るから」
女性「 アーー」(U:信次が声を出せと誘導するから、女性も声を出す。意味のあることは何も回答していないことに注意)
信次「 思い出しなさいほら。いつまでもそんなことやっとって、地獄で南無妙法蓮華経言っとったって、救われないですね。救われたか。救われた?。救われない。じゃあ、どうすりゃ救われる?。あなたも明るい世界へ帰りたくなぁい?。もう慣れた?。ねえ、明るい世界がいいじゃないの。暗い世界がすき?。え? 考えなくたっていいだろ。あなたは地獄の世界が好きかな。どお?。もしもし。地獄の世界は好きですか?
行儀が悪いなー行儀が悪いなー。そんなことしないで、さあさあさあ上へ上がってちゃんと、行儀を正して。そお、バイバイしたいの?。えぇ。パー?。あなたがパーなのか。どうなったの。えぇ。黒い光を与えるんだって。こうやって?。光なんちゅもんじゃねえんだね。苦しいの?そこが、かゆいのか」
女性 「…うーん」
信次 「魔王がおったって・・・。こら魔王!!(異言)大丈夫大丈夫大丈夫、さあ語りなさい、怖くはないから語りなさい。綱で縛っちゃうんですね。そうだろ?。もうだいじょうぶだね。じゃ、あんたが目覚めなさい、あなたが目覚めなさい。そうすりゃ魔王から逃げられるんだよ。大丈夫かな。側にうしろに居るためにどうにもならないんだろ。ちがう?。はっきり言えば。ほんとは秘密だけどね。だけど僕ら見えちゃってるんだよ」
(U:魔王がホントにいるかどうかは、憑依されているはずの女性も証明できない。魔王がいると、さもそれ風にしゃべっているのは信次だけ)
女性「 ハハハハハハ…。そうかい」
信次「そうかい。(会場笑)んーそうなんだよ。うーん。なに、その魔王ちゅのはどうゆうのだ。ん。しゃべりたくない?。ん。大きい声でいえよ」
女性「 アーーー」
信次「 えー。魔王はどういう魔王か知ってる?。でも怖くないよあの魔王」
女性 「プププププ・・ハッ」(U:異言の前駆現象で悪霊の言葉ではない)
信次「 え、なんだよ。なに」
女性 「プププ・・パップププパップププ」
信次「 しゃべりたくてもしゃべれないんだこれね。
女性「 プププ・・パップーププパップププ」(U:異言の前駆現象。信次は知っているはずなのに、さかんに「魔王」と関連づける暗示を女性に与え続ける)
信次「 しゃべってご覧なさい。あんまりふざけないで。ね、ふざけないで。え。もうしゃべってもいいよ、魔王いないよ。魔王、離れたみたい」
女性「 ・・・魔王の手下なのよ・・」(U:女性は、信次のさかんな「魔王暗示」にひっかかってしまった。なりきることにしたようだ)
信次「 手下だよ。ん。そう。もうだいじょうぶだよ。それが怖いのか。本当はいやなんだろ。おまえ。本当は天上界帰りたいんだろ。だけど帰してくれないんだろ。足を引っ張って」(U:ここからはまったく信次のペース)
女性「 そーなのよ!そーなんだよ!」
信次「 そうなんだろ」
女性「 そーなのよ、もうほんとにいやになっちゃうったら、ありゃしないよー。もうほんとにねー」(U:この口調が、信次のくだけた口ぶりの影響を受けていることに注意。信次のまねというか、暗示下モードに入った証拠)
信次「そうだろ。なんでいけないの?」
女性「 しらないけどさ」(U:信次に暗示されないことには、答えられないのである)
信次「 しらないけどね。ふーん。そんで…。<女性、床を手で、ばしばし打ち鳴らす>そんな悪戯しちゃだめだよ。手、痛いだろ。(会場笑)それでねぇ、あなた達、僕らの姿が見えるか。ん。見える?側にいても見えねーだろ。地獄てとこはそういうとこなんだよ。えぇ。そしてさ・・・。まあいいから。(会場笑)それでね、あなた達の世界で、もう真っ暗でこの世を去るときから、あなた達は・・・・。まあいいから。(会場笑)あの・・地獄の世界に落ちるなんちゅうことは思ってなかったろ。どう?。
女性「 何でそんなこと思うのよ」
信次「 天上界行けると思ってたよな」
女性「 そりゃそうよ」
信次「 ふーん。でも優雅な生活してみたりさ、色々あなたやったじゃない。ちがう?。生きてるときは」
女性「 そーいうこと」
信次「 そうゆうことだね。あのー、なんか料亭かなんかやってたのか」
女性「 そういうことよー」
信次「 そうだろ。儲かった?商売は。え、このお客金持ってるからふんだくってやれ。それやったんだろ」
女性「 沢山ね」
信次「 沢山ふんだくったんだろ」
女性「 ふんだくったね……」
信次「 そうだろ。ふーん。どう、おもしろかった?」
女性「 そらー、面白かったわよ。(会場笑)」
信次「 ふーん」
女性「 だってさー、いいことばっかりなんだもの」
信次「 うん。それから?。・・ま、静かにしろよ…・え。ま、そんな色気出さなくてもいいからさー、もお。(会場笑)さーさーさー静かにして、ほら。それでどうだった」
女性「 なにがー」
信次「 面白かった?人生は。その割合に地獄の厳しいとこに墜こちゃったね。え?」
女性「 そりゃおもしろいのよ」
信次「 いまはどうなの。いまもおもしろい?。いまはどうなの。厳しいでしょ。えぇ。どう。(会場笑)今はどうですか。今の生活は大変でしょ。そうでもない?。<女性床を打ち鳴らす>まままま、そんなことしなくていい、痛いだろ。どうですか。(会場笑)今の生活はどうなの。楽しいくないでしょ。天上の世界ちょっと見せてあげようか。行きたい?。
女性「 見せて欲しいなー」
信次「 でも、そんな根性じゃ駄目だねー。あなた」
女性「 ちょっとだけよ」
信次「 ちょっとだけよ。(会場爆笑)」
高橋佳子「 アステリアの部下、アステリアの部下です」(U:佳子が唐突に「霊視して見つけました」みたいな言い方で、「アステリア」路線へと誘導を開始)
信次「 うん」(U:信次は娘の指摘を否定しない。打ち合わせ通りということか)
女性「 あのねー、なんだか痛いのよ。取ってくれない。兄さん。(会場笑)」(U:女性は痛いのをとって欲しいだけで、アステリアなどあずかりしらない)
高橋佳子「 あなた地獄界でアステリアって知ってますか」(U:アステリアの暗示を与えようと必死)
女性「 何なのよー」
佳子「 あなたアステリアの部下でしょ」(U:さらに暗示をかける努力)
女性「 そんなことしるものか!。あほんだら。(会場笑)」(U:女性は本音でしゃべっている)
信次「 こら、おまえサタンの子分だっちゅー」(U:先には「魔王の子分」扱いだったのに、ここで佳子の「アステリア」路線を受けて「サタンの子分」と言い換えている)
女性「 なにぬかしてるんだ!!!」(U:この女性にしてみれば、わけがわからないはず)
信次「 サタンの子分でしょ。えらいねえ。おお、えらいえらい。ついに、違うのが来ちゃったね。おお、えらいえらい。あなたはえらいね」
女性「 ここが痛くって痛くって、早く取ってくれよ!」(U:やはり、信次・佳子の暗示に乗らないため、会話がかみあわない)
信次「(それ)、自分で取ったらどう。自分で取ったらどうかな。さあ、魔王よ」
女性「 なに言ってるのよ、兄さーん。(会場笑)」(U:さっきと同じことをいっている)
佳子「 違う霊が入ったり出たりしているんです。今」(U:会話のかみあわなさを、こういうウソで糊塗する。瞬間的にこんな演技ができる佳子は詐欺的)
女性「 なによ姉さん。(会場笑)姉さんたらー」
信次「 さあさあさあ、こっち向いて、ほら」
女性「 なによ兄さん」
信次「 さあ静かにしてなさい。うん。あなたはね、心の面をね、本当に知らないで地獄の世界に墜ちちゃって」
女性「 お兄さんたらねー」
佳子「 しずかにしなさい!」
信次「 ん。そして、あなた自身は今、地獄の世界に墜ちて、そして人々の心の中を狂わしているけど、そうゆう事は良いことかな悪いことかな。どうですか。もしもし、地獄の住人。良いことじゃないですね。そう、しゃんと姿勢を正して。あなただって、かつては地獄で威張っとったんだろ。都合悪いかな。何で向こうに向いちゃったの。(会場笑)聞くのがいやになっちゃったの。あーん、お説教がましいことはいやなんだそうです。
さあ姉ご、こっち向きな。女親分。親分はどちらの生まれだ。ん。言わない?。タバコ吸ってら。ふてくされたタバコですね。うまいかタバコ? こりゃ地獄のタバコですよ。(会場笑)あなたはね、こうして地上界の人々に出てきて、面白い?。どう、面白いか。えぇ、やりにくくてしょうがないだろ。どうですか。もしもし。そうだね。
あのー、エネルギーがね、悪霊のエネルギーが無くなっちゃうから、疲れちゃってしょうがないわけですね。寒いだろ、そうでもないか。ん? 寒くない? 寒いか。さあ、自分自身をしっかりと持って、あなた自身、真に救われたいならば、自分自身の心を知りなさい。あなたも人に嘘が吐けても、自分に嘘が吐けない心があるでしょ。自分も幸せになりたいという、本当にあなたの内なる心の中に嘘のつけない心があるだろ。どうだ。はっきり言いなさい。はっきり言いなさい」(U:信次は勝手にお説教をしている。この女性に対してではなく「聴衆」に語りかけている)
女性「痛い」
信次「 それは当然です。光が入れば痛いのは当然です。私達は光です。だからあなたが自分を自覚しなさい。あなたが、こうして地上界の人々の心に憑いて、不調和なことをすれば、あなた達自身は自分を自滅させるのです。あなたがなぜ地獄に堕ちたか、生前において自分自身のことしか考えずに、あなた達はこの地上界を去ったのです。あなたは人のために真に愛を、奉仕をしたことがありますか。
思い出しなさい!。あなた達は自分の私利私欲、自我我欲のままにこの地上界を去ったはずです。そなたの信仰も全て自我我欲のために、法華経をあなた達は一生懸命に、先祖供養をしたはずです。それによってそなたは救われたか!。救われんな!。それだったら自分自身の心に、あなた達の日々の生活の中に、正しい自分自身の嘘の吐けない生活をしたことがあるか!。ないな!。常に自分が中心で、自分さえ良ければいいという自己保存のままにこの地上界を去ったはずです」
女性「 そうゆうこと」(U:暗示にかかっているのでイエス・ノーしか言えない状態。信次の説教など認識していないのである)
信次「 それが地獄に堕ちているのです。それならば、今から人の為に尽くす心があるか!。それを言ってごらん。したいけど出来ないんだろ!。そうでしょ。それだったら、あなた自身は勇気を奮って、今までの罪を神に詫びなさい。魔王が怖いのではない、怖いのはあなた自身の心が怖いのです。わかるか。口もきけなくなったのか!。
そんなこと、いくらやっても無駄。あなた達に、いかに法力があろうとも、私の前に居て、どうすることもできない事を知りなさい!。あなた達も皆、神の子なのです。あなたも皆神の子なのです。かつて、この地上界に肉体を持ったとき、天上の世界からそなた達はこの地上界に生まれてきたのです。こちら向きなさい!。こちらを向きなさい。あなた達は・・・。(U:信次の説教の効果がないから、そっぽを向くのである)
こら、そっぽを向くなら向くようにしてあげようか。向きっぱなしにしてあげようか!。どうする。向きっぱなしにしちゃっていいか。そら困るんでしょ。(会場笑)うーん。それなら、私達はどうにでも出来るんですよ。自由自在に。魔王よりか、大きな力を持ってること知ってるでしょ! 聞くのいやか。じゃあそっちの方向きっぱなしにしてなさい。やってごらん、出来るなら。(U:信次は説教に専念して、相手にこちらを向かせることをあきらめた)
いつでも、いつでもあなた達など自由にできるんですから。よく聞きなさい。自分の心を知りなさい。あなた、心ってわからないだろ。えぇ、わかる?。何にも解っていないね。だから地獄へ堕ちたんだよ。さー、今からこの女性から離れて。そして、あなた達は、自分の人生においてなした事、それから地獄へ堕ちてから、色々人に対して、あなた達は災いを引き起こしたこと、これを心から神に詫びる心がありますか。どう、ある?本当?。嘘じゃないね。本当か。
あんた、逃げようとして、うまいこと言うんじゃないよ。僕らの手から逃げることはできないんだよ。それ知ってる?。えらいとこに来ちゃったと思ってんでしょ。見つかったと思ってんでしょ。そうやってたって、聞こえるんだろ、残念なことに。よく聞いておりなさい。なんだったら、そっちの方向きっぱなしにしてあげるから。(U:単なる恫喝の繰り返しと暗示と説教の混合が続く)
いいか?。そら困るんだろ。そら困るんならこっち向きなさい。そんならこっち向いてちゃんと話を聞きなさい。それから、あなた達は神の子として自分自身の間違いを、心から詫びることだなー。そして、今そこに来ているおまえの親分、姉ごかそれは。女親分?。
姉ご?。何て言う名前だ?。ん、大きい声で言ってごらん。大丈夫だ、今いないから大丈夫だ。何で言わないの。えぇ、言うと怖いの、怒られるの。外人だな。外人だろ。おまえ日本人でないな。そうだな。外人で何てなまえだ」(U:いきなり勝手に「外人の悪霊」と決め付けて暗示を開始。さっきまで、同じ相手に「今は昭和何年か、わかるか」と日本人であること前提に質問していたのに。アステリアは外国の悪霊だと事前にわかっているから、こういう風にもっていく演技は当然のなりゆき)
女性「 パパパパパ・・・・」
信次「 パパパパ。あん。何て名前だ。女親分だろ。
女性「 パパパパパ・・・・」
信次「 肝心なことになると、こうやって(言葉を)濁らしちゃうんですよね。もしもし。何て言う名前。知ってんだろ。知ってるけど言いにくいんだな。言うとまた怒られるからだ。そうだなー。厳しいな。この間の晩、僕のところへ訪ねてきたのによく似ているけど、そうだろ(別の講演会で、信次は白人の絶世の美女、大魔女アステリアの霊体がふとんの中に入ってきて誘惑したと述べている)。訪ねてきたね、知らないか?。おまえ知らない?。東京の方へ行ったって言ってなかったか。そういうことは聞いてない?」
女性「 聞いてないわ」(U:でっちあげのことなので、聞いているはずがない)
信次「 聞いてないか」
女性「うん」
信次「そう。んー。聞いてないけど居なかったね、この間。ちがう?。僕の光の球に包まれちゃったの知ってらね。それ聞いてるか?。まあ、いいよ、んな髪の毛なんか、今更そんなことしなくったって、もうあんた地獄に堕ちてそんな事までしなくてもいいやなー。まだそんな執着あるの。それで、名前なんて言うか知ってるか。えぇ、あなたの名前は自分が知らないんだろ。もう何年ぐらい地獄に居るんだ。けっこう長いな。地獄の生活ももう飽きたろ。で、今そこに来ている女親分ちゅうのは、これもまた魔王のかーちゃんだな。ちがうか」
佳子「 サタンの姪だよね」(U:二人がかりの必死の誘導尋問である)
信次「 サタンの姪か。また、また黙っちゃうわけね」
女性「 ……(不明)」
信次「 痛いから。うん。うん。そこから鎌を送ってんのか。大丈夫、痛くないだろ。僕らがいるからすぐ直しちゃうから心配すんなよ、白状しなさいよ。サタンの奥さんだろ。違う?」
女性「……(不明)」
信次「 そうだね、威張ってんだろ。どっから来たの。遠い国だろ」
女性「 ……(不明)」
信次「 旨いこと言うんじゃないよ。会場笑>
女性「 ……(不明)」
佳子「 あなたサタン知ってる?サタンにお会いしたことある?。会ったことあるじゃない。ほら。覚えてない?」(U:しつこく誘導尋問)
女性「 どーだったかなー」
信次「 どーだったかなー?、なんて、あんたおふざけでないよ」(会場笑)
佳子「 ほら、あなた、ほらあなたがいつも会っている男の人。知ってるでしょ。あー解る?」
女性「 あの人?」
佳子「 そうそう、あのひとよ。ほら、あなた達の所の、ほら、王様みたいな人いるでしょ。ほら、あなたいつも怒られてるじゃない」(U:誘導しながらつくり話を構築する佳子)
女性「 あの人のこと?」
佳子「 うん、そうよ」
信次「 あれは誰?」
女性「 あの人のことでしょ」
信次「 外人だろ」
佳子「 ほら、角が生えてる人よ。ほら、角が生えている人、知らない? あなた」
(U:イメージ誘導を開始)
女性「角が生えてる人?」
佳子「そうそうそう、外人で」(U:角が生えたえらい人で外人で=サタンというイメージに誘導している)
女性「 誰だったかなー」
佳子「 サタンて名前だと思うんだけど。知らない?。知ってるじゃない、ほらほらほら」
(U:強制的に「知っている」ことにしようとしている。この佳子という小娘は、異様な執念深さを発揮。さすがサソリ座の女である)
女性「 パプパプパパパ・・・・」
信次「 えー、知ってるんだけど、これ言わないんですね」
女性「 パプパプパパパパプパプパパパ・・・・」
信次「 まま、いいから、そんなに誤魔化さないでいいんだ、あなたの心の中みんな知ってんだから。えー、まあ、ともかく色々とね、あなた地獄に堕ちて人々を迷わしているけれども、そういうことは許されるもんじゃないですね。ね? そら、あなたも悪いんだっちゅうことは、知ってんだろ。だけども、そっから抜け出せないんだろ」
女性「解ってるんだけどさー。抜け出せないんだよー!。すごい怖いのよー」
信次「そうだろ」
佳子「なんて人が怖いの? 女の人の親分でしょ」(U:佳子、必死)
女性「 パプパプパパパパプパプパパパ・・・・」
佳子「 そこ、言っちゃいなさい。ほら。言ったら、あなた助けて上げるから」
信次「 言えば助けて上げるよ」
女性「 助けてよ、頼むから助けて」
佳子「 じゃあ、その人の名前言って。その人の名前。
女性「 パプパプパパパ・・・・」
信次「 んー、ままま」
女性「 言えないのよ、それが(不明)なっちゃったみたい」
信次「 (魔王に)パクパクにされちゃってね。口をコントロールされちゃうんで」
佳子「 ちょっと待ってて。じゃあ、今こっから退かすから、そしたらあなた言ってくれる?。約束する? 絶対、約束する?」(U:除霊のまねごと開始。悪霊相手に約束を求めるなど、ナンセンスな演技である。以下続く茶番にはコメントする気力もうせる)
信次「 ん、大丈夫よ。(異言)」
佳子「 そなたは、ここに居てはいけません。ここから去って行きなさい」
信次「 もう大丈夫よ。居ないよ。解るでしょ。ん。ほら、大丈夫でしょ。んー、もう大丈夫大丈夫。ほら、わかった?。今救われるチャンスだよあなた。痛くないよー。調子いいよー」
佳子「 すごくいいでしょ」
信次「 大丈夫大丈夫。ほら、そうそうそう。おーし、おーし。(会場笑)ほら調子いいでしょ。ほーら良くなったー」
佳子「 どおう、何年ぶり、これは。何年ぶりぐらい、こんなに調子よくなったのは」
信次「 鎖でずっと押さえられているんです」
佳子「 足に足枷やなにかが、はめてあるんです」
信次「 もう大丈夫だよ。痛くないでしょ。あー、すっきりしたね。もう大丈夫だよ。名前なんて言うんだ。ん。怖くはないって。僕たちが居るんだからさ、しっかりして。言いなさい」
信次「 おまえはサタン知ってるな!」
女性「 知ってるよ!」
信次「 怖いやな。僕たちの出ていることも知ってるね」
女性「 知ってるよ。知ってるさ」
信次「 邪魔しようとして来てるんだな」
女性「 そういうことだ」
信次「 んー。そうして人の心の中にはいるのも、いとたやすいな」
女性「 そういうことよ…」
信次「 もっとしっかりして言いなさいよ。サタンの手下だろ。でもね、おまえは天上界、送ってやるから。長いこと地獄でご苦労さんね。(会場笑)天上界行くんだよ。だから心配しないで。サタンは側に寄れないから大丈夫だから」
佳子「 サタンの奥さん。姪というか奥さんのことちょっと話してくれない?」
信次「 大丈夫だよ。後ろにいないから」
佳子「(不明:おそらく「約束したでしょ?」)言ってくれるって」
女性「 ハー」
信次「 大丈夫大丈夫。もう大丈夫。後ろにいないから大丈夫よ。こういうのを虜って言うんです。我々に虜にされちゃったんですね。誰?。大丈夫、大丈夫、大丈夫」
信次「 あなたは意識を引っ張ってはいかん!!。はい大丈夫ですよ。言いなさい」
女性「 アー」
佳子「 アー」
佳子「 はい、声を出して」
信次「 アーッ」
女性「 アーー」
信次「 誰?」
女性「 アーーワォワォワォワォ」
信次「 大丈夫ですよ。出るよ、はい」
女性「 アーー」
佳子「 今言わなくちゃ、あなた助からないわよ。本当のこといいなさい」
信次「 言っちゃいなさい、本当のこと言っちゃいなさい」
女性「 アーー」
佳子「 もっと大きい声で、ほら、いつも言ってるように」
信次「 はい、いつもの元気で言いなさい」
女性「 アーー」
信次「 名前を思い出しなさいよ。外人だな。違う?。あなた日本人だけれども、今あなたの女親分は外人ですね。そうだね」
佳子「 金髪でしょ」
女性「 そう」
佳子「 そうです、髪の毛、長くて」
女性「 そうです」
佳子「 綺麗な人よねー」
信次「 色の白い美人だね」
佳子「 あなたより劣るかしら。どう?」
信次「 まあ、とんとんだな」
佳子「 そうですね。あなたもとっても綺麗よ」
信次「 まあ、そう言っとかなきゃね」(会場笑)
佳子「 いや、とっても綺麗だから、だからほら教えてよ。あなたとっても綺麗よ。ほんと、地獄でもてたでしょ。ね、言ってちょうだい」
女性「 アーー」
佳子「 知ってるじゃない」
女性「 アーー」
信次「 しゃべっちゃえしゃべっちゃえ。そそそ、そのまま」
女性「 アーーワウワウワウワウ……」
佳子「 もうちょっと、落ち着いて」
信次「 落ち着いて」
女性「 アーーワウワウワウワウ」
信次「 はい、しゃべって」
佳子「 もう、落ち着いて。大丈夫大丈夫。
信次「 パラパラとしゃべっちゃいなさい」
女性「 アーーワウワウワウワウワ……」
信次「 はい、大丈夫よ。大丈夫よ」
女性「 アーーワウワウワウ」
佳子「 はい、大丈夫。もう大丈夫だから。約束したでしょ」
信次「 しゃべってご覧なさい」
女性「 アーイーウーワイ……ワウワウワウワウ」
信次「 (異言)。しゃべってご覧なさい」
佳子「 後ろで引っ張られて、自分で思っていることを、はっきり言えないんです。そのために、言葉が少し…」
信次「 はい、大丈夫、大丈夫、大丈夫。しゃべれるよ。はい大丈夫。大丈夫、大丈夫、大丈夫。大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫。引っ張ってない。引っ張ってない」
女性「 アーーワウワウワウ」
佳子「 大丈夫、はい落ち着いて」
女性「 アーーワウワウワウ。アーーワウワウワウ」
女性「 アスヴェロ、アステロ、アスヴェロ、アステリア、アステリ…」
信次「 アステリアという魔王の姪です。二十二、三の女です」
信次「 (異言)。そうだね。そうでしょ。うーん。それであなたはその手下におったわけ?使いめ?。お使いにやってたの?、そうではない?。何やってたの?」
佳子「 親衛隊でしょ? ちがうの? 何人ぐらいいた?。ちょと言ってちょうだい、いいじゃない。ちょと言って何人ぐらいいた?」(U:このように、暗示の情報を与えつつ勝手にストーリーを作っていくのである)
信次「 いま、サタンは日本へ度々来てるでしょ。そうだな」
女性「 何回も来てんのよ」
信次「 うん。何回も来てる。うん。そう、あなたは日本で、なかなか顔が利く方なんだろ。一番か」
女性「 そうよ、顔が利くのよ」
信次「 日本の姉ごだね」
女性「 そういうこと」
信次「 あなたの本拠地はどこにあるの。それは言えない?」
佳子「 言っちゃいなさいよ。この際だから」
信次「 言っちゃいなさいよ」
佳子「 あなたすごいんでしょ。ほら、言って」
信次「 偉いんだから。偉いんだろ。え。あなたは魔王の手下なんでしょ。サタンの。え。そうだろ。日本では一の子分?。そうでしょう。ねえ。二番目は誰なの。二番目もいる?。あんたが一番なの」
佳子「 今そこにいるのは、あなたの二番目の子分?」
女性「 そ、二番目」
佳子「 二番目ね」
信次「 ん。でもあなた大丈夫だからね。あなた天上界に帰りたいんだろ。サタンの元に返りたい?。本当はどう。怖い?。そんなこと言えない?。ん。サタンも大昔はね、わたくしの弟子だったの。知ってるかな」
女性「(不明)」
信次「 知らないだろ。おまえ達がもう、生まれるずっと前の前の前の前の前の、ずーっと昔のこと。ルシフェルというね。聞いたことある?」
佳子「 聞いたことない? ルシフェル、ルシファー。聞いたことない? サタン、時々変わった格好してない?。なんか天上界の人みたいに、羽が生えた格好してない? ほらほら、あなた見たことあるじゃない」(U:見たことがあることにしようとしているのが歴然とする)
信次「 分かんない?。たまに見るだけだろ。そうでもない?」
佳子「 白い羽つけて。白い羽つけて。あー」
女性「 そうかー」
信次「 そうそうそう。神様だと思ったでしょ。おまえ達は。魔王だって知ってた?」
佳子「 びっくりしてるんですよねー」
女性「 そんなこと知らなかったわ」
信次「 そうか。天上界の神様だと思ってたでしょ」
女性「 そう」
佳子「 力があるからね。法力もあるしね。腕もあるしね。うんー。そうなんです。地獄の世界は腕力だけの世界です。力のある世界ですね」
佳子「 サタンのお弟子さんというか、あなた達みたいな仲間って、何人ぐらいいる?大体でいいから言って」
信次「 ちょっと数えられないね」
佳子「 あー、数えられないくらいいっぱい」
佳子「 どうもありがとう」(U:女性は、サタンの手下がたくさんいるかどうかについては、まったくコメントしていない。この親子が、勝手にそういうことにしてしまったという、呆れる一幕である)
信次「 もー、計算できねーからこうですよね」
佳子「 じゃあ、あなたがいるアステリアの、あなたのその系統というのは、女ばっかりでしょ。あなた達の、そのアステリアが引き連れているのは男もいる? 女ばっかりでしょ。どう?。あなた達みたいな感じばっかりじゃない?」
信次「 光の世界を見たことはないだろ。いつも薄暗いところに居るんだろ。そうだね。楽しみないだろ。結構それでも楽しいか。楽しくない。もう長いんだろ。わかんないだろ。もう早く足を洗いたいなと心で思うけど。うーん。その足が洗えないんだね。違う?。うーん。あんよ洗えないわけね。簡単にお風呂に入るわけにいかないんだから。心の足を洗うことだよ。わかる?。そうそう。わかる」
女性「きれいになりたい」
信次「 きれいになりたいだろ。そしたらね。あなた自身が今からね、この者の心の中から抜け出して、そして今から私が光を与えるから、そしてあなたは天上の世界の収容所へ帰って、そして一からやり直しをしなさい。どうする。そうするね。そうすると、サタンには見つからないから大丈夫。サタンは、僕が押さえているから大丈夫。わかる?」
佳子「 今どんな気持ち、今どんな気持ち。落ち着いてる?」
信次「 楽だねー、今ね。サタンと一緒におるよりか、楽でしょ。そうでもない?」
佳子「 はっきり言ってよ」
信次「 はっきり言いなよ。都合悪いことになるとね、あなたは黙秘権を使ったりね」
佳子「 天上界へ行けるのよ。今、天上界の楽な世界へ行けるんだから、はっきり言って」
信次「 私達みたいにね、優しい言葉をかけられたことないだろ。あるか?ないだろ。いつも人間扱いされなかったじゃない。違う?そうだね、うーん。あなた日本語もちゃんとしゃべれるんだから、しゃべったらどう」
佳子「 疲れてないみたい、疲れてないんでしょ、じゃあはっきり言って。やっっぱりほら、はっきり言ってもらわないと困っちゃうでしょ」(U:しゃべれしゃべれの強制コールが、まことにうるさくわずらわしい)
信次「 非常に身体が楽でしょ。今。どう?。腰の痛いのも取れちゃったろ。ないよ、そんなの。さっき取ってしまったもんね。そして、地獄の世界ちゅうのは、もうこりごりでしょ。ね!。そして、自分が、あなたが生きてるときに間違ったことは、神様ゆるしてくださいって言える?。じゃあ、言ってごらん。神様、私の罪をゆるしてくださいって、心から祈りなさい。神よ、私の罪を赦してくださいって、心から祈りなさい。
そうそうそう、そのように、声を出して。神様、私の罪を赦してくださいって。心から勇気を持って、勇気を持って。勇気を持って、勇気を持って。声を出して。最後のチャンスです。心を。神よ、私の罪をゆるしてください。大丈夫よ。はい。心から神に詫びなさい。大丈夫ですよ大丈夫ですよ。はい、神様、私の罪をゆるしてください。
心から言いなさい。その時、あなたの道は開かれて行きます。あなたの罪はゆるされるのです。長い地獄の生活から救われるのです。勇気を持ちなさい。神よ、私の罪をお赦しください。心の中で言いなさい。声を出して言いなさい。さあ、一生懸命言いなさい。大宇宙大神霊仏よ」
女性「 神よ…」
信次「そうそうそうそう。大宇宙大神霊仏よ。
女性「 神よ・・神よ、ゆるしてください!わたくしが悪かった!!!神よゆるしてください!。(泣きだす)」
信次「 (異言)」
女性「 わたくしは(不明)!、わたくしは(不明)!」
信次「(異言)人間の本性に帰ったわけです。(異言)」
佳子「(異言)」
信次「(異言)。神よ、この者に調和と安らぎをお与えください。この者の罪をお赦しください。(異言)」
信次「はい、眼を開けなさい」
女性「 神よ赦してください…わたしは愚かでした…」
信次「 そそそう。そうです。あなたは今救われます」
女性「ゆるしてください。私は今幸せです。ああ神よ! すばらしい! 神よ! 何で、私は、こんなすばらしいことが……知らなかった! 神よ! ありがとうございます!!神よー! ありがとうございます……」
信次「(異言)。神よどうぞこの者の調和と安らぎをお与えください。(異言)。もう大丈夫ですよ。(異言)もう大丈夫ですよ。心配しなくてもいいです」
佳子「(異言)」
信次「(異言)。あなたは今ここに来ている方と一緒について行きなさい。大丈夫です。
女性「 神よ、ゆるしてください! 神よ! わたくしは……」
信次「 そうそうそう。(異言)」
女性「 わたくしは悪かった! 神よ赦して! 神よ… 神よ… 神よ…!」
佳子「 もう大丈夫あなたは救われましたからね」
信次「(異言)。もう大丈夫です。はい、この人から出て行きなさい。はい、手を大きく上に上げなさい。そしてそのまま。(異言)。はい、眼を明いてください。大丈夫?」
女性「はい」
信次「大丈夫ですか。(異言)。大宇宙大神霊仏よ、当体に光をお与えください。心に安らぎと調和をお与えください。当体の心臓よ、各諸器官よ、調和してください。実在界の諸如来、諸菩薩、光の天使、当体に光をお与えください。はい、大丈夫、大丈夫。どうですか。大丈夫?。楽になった?。いいですか?。どうですか?。大丈夫ですね。ね?」
女性「ありがとうございました」
信次「いえいえ」
女性「禅定中にね、あの反省してたら、背中のね。こういうふうに反省してましたらね。あの、できないですね、あまりしんどくなってしまって、こういうふうにしてたらね、もう何か、すごく重たくなってね。すごく重たかった」
信次「 そうですね。えー、サタンの姪こさん。いわば相当な大物ですね。来とったの。それの日本代表が来とったわけです」(会場笑)
* *******≪実録:高橋信次・佳子のエクソシズム・終り≫**********
<梅仙人総評>
結局、「魔王」「アステリア」「サタン」の類が、この女性に憑依したといっているのは、高橋信次・佳子だけである。当の女性そのものが、みずから語ったことは、この親子の執拗な誘導尋問に対する「返事」としてだけである。すなわち「アステリアが憑いていた」という証拠は何もなく、ただ聴衆に「アステリアがついたにちがいない」と強烈に思いこませただけである。
つまり、この「霊道・除霊」現象(現証)は、基本的に「ヤラセ」と誘導尋問による「演技・パフォーマンス」であると、断言してさしつかえないだろう。こんなものをこわがって信じていた自分が本当に情けない。
現在は、とりすました保険外交員のオバチャンみたいになってしまった佳子だが、27年前には、女子大生でありながら、こんな人をなめた演技の片棒かつぎをしていたのである。