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パナウェーブ・千乃裕子が高橋信次から学んだこと
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投稿者 罰天使 日時 2003 年 5 月 29 日 15:13:19:Rfvi8ZqfRKMio

(回答先: GLAの表と裏・タテマエとホンネ 投稿者 罰天使 日時 2003 年 5 月 29 日 15:06:03)


「信次に罪あり」

梅仙人の「太陽系霊団の秘密」解説

 下記の「天上界ファンタジー」が、結局、千乃正法会などを生み出す「原因」となったのです。かつて20年前に信じていたおのれが情けない。恥ずかしい。
 本家エル・ランティー高橋信次、ならびに、その後あまた現われた、自称エル・ランティー、分家エル・ランティー、末端エル・ランティーたちよ、ひとことだけ、愚痴らせてくれ。
「オレは、こんなヴァカなことを信じていたのか。」


●●●「太陽系霊団の秘密」●●●
機関紙「GLA」 1976年7月号より抜粋要約。
(原文は当サイト:「GLA検証」の「エル・ランティー」の項目を参照のこと)

(あ):「エル・ランティー」=高橋信次
=人類から見て「太陽」のごとき存在。天上界の中心存在。「太陽系霊団」における霊太陽。太陽のようなエネルギーの塊。最高霊界たる「宇宙界」「太陽界」の主にして「真のメシア」。
高橋信次の高次元での名前。この名は、高次元世界でもわずかな人々しか知らないトップシークレットに属する。信者はこころして読むように、という注がついていた。

 このエル・ランティーの光の三大「分霊」が、「イエス」「ブッダ」「モーゼ」。
 この三者のちがいは、「イエス霊=エル・ランティーを<エホバ>と呼び、<アガシャー系>という霊魂系列のトップ」「ブッダ霊=エル・ランティーを<ブラフマン>と呼び、<カンターレー系>という霊魂系列のトップ」「モーゼ霊=エル・ランティを<ヤハウェ>と呼び、<モーゼ系>という霊魂系列のトップ」

 地上の人類のそれぞれの魂は、この三つの「霊魂系列」のどこかに帰属。七大天使を通じて、エル・ランティーに全員の魂の緒がつながっている。現代文明は、この三者による「文証(モーゼ)」「理証(イエス)」「現証(ブッダ)」に源流があるという。それを背後から支えたのがエル・ランティー。彼なしには「ユダヤ教」「キリスト教」「仏教」は成立しえなかった。

コメント:高橋信次が「霊太陽」? 天上界のほとんど「神」? 人類と天上界のピラミッド階層構造のトップ? イエスとモーゼとブッダの親玉? キリスト教とユダヤ教と仏教の真の立役者?
 日本神話でいえば、天照皇大神(=天皇よりエライ)になっちゃってますね。思いっきり不敬です。どこから思いついたか知りませんが、適当につけたのでしょう。現在、パレスチナの人名で「エル・ランティーシ(ランティシ)」という人がいます。イスラム原理主義組織のリーダーだったりします。ランティーシという人名は、珍しくないようです。
 
 だいたい、「エホバ」と「ヤハウェ」は、聖書に出てくる「ユダヤ人の神」を、読み方をちがえて読んだただけの同一の名称ですよ。それは現在でも「確定」の名前じゃないし。そもそも、ユダヤの神をなんと発音してお呼びすればいいか、だれも本当のことはわからない。

 古代ユダヤでは、モーゼが神からいただいた「十戒」の中のひとつ「汝、神の名をみだりに唱えるなかれ」を守ったため、早くから神様の本当の名前が発音できなくなった。ユダヤのヘブライ語は、単語の「母音」が表記されないために、文字では「YHWH」と書かれてあっても「読み方」がわからない。

 そこで、古くからユダヤ人は、神の代名詞「主(Adonai)」の母音を抜いて「YHWH」におぎなって読んだりした。その結果が「エホバ」という読み方。それから、「YHWH」のそれぞれのヘブライ語アルファベットを続けて読むと「ヨッド・ヘー・ヴァウ・ヘー」になるので、それをつづめて「ヤハウェ」と読まれるようにもなった。つまり、あくまで推定・慣習的読み方であって「本当の呼び方」は不明なのが真相。

 そういう史実を知らずに、信次がでっちあげたのが、上述「エル・ランティーを、イエスはエホバと呼び、モーゼはヤハウェと呼んでいる」というでたらめです。ほんとに「モーセ」の霊が分霊でツーカーなら、「YHWH」の本当の読み方を教えて見ろってんだ、このスッコトドッコイにせメシア。


(い):「エル・ランティーの部下」の「七大天使」その長「ミカエル」=高橋佳子
=七つに分かれているのは、霊太陽エルランティーの光が、プリズムを通したように「七色」に別れ、それぞれの色にあたる光が人格化した。七人のうちのトップは七色の翼を持つ「ミカエル」。「如来界」と「宇宙界」をつなぐ光の直系の存在。その翼は、「自由の象徴」として「エル・ランティー」から頂いたもの。真のメシヤの助力者。この「ミカエル」が肉体を持って生まれてきたのが「高橋佳子」。

コメント:「自由の象徴」として天使の「翼」を与えた? それも、ホラで思いつきですよ。そもそも天使は、この世の穢れや桎梏(しっこく)・制限と無縁だからこそ、天空を飛ぶものとして昔から表現されてきたんです。つまり天使は、この世からかけはなれて自由であると想像すれば、「鳥のように空飛ぶもの」とイメージするのは簡単です。別にホントに翼があるわけじゃないですよ、きっと。それこそだれもが「翼」を「自由の象徴」と考えます。「象徴」という「イメージ」を、「翼を与えた」という即物的表現で置き換えたのが信次の愚かなところ。ナニ妄想してんの、このオヤジ、って感じィ?
 高橋親子には、つくづく罵りたいです。
 娘の「ミカエル佳子」に「与えた」のは「うまいウソのつき方」。あんたら親子のやったことの、どこが天上界だ、どこが高次元だ、ウソばっかりつきやがって……。


(う):七大天使の順位と役割(如来界の大指導霊たち)

ミカ・エル大天使=真のメシヤの助力者。
ガブリ・エル大天使=ミカエル〜イエス〜ブッタ〜モーセの各霊魂の伝達・通信役。
ウリ・エル大天使=政治、経済、自治
サリ・エル大天使=医学、薬学
ラグ・エル大天使=律法
パヌ・エル大天使=科学全般
ラファ・エル大天使=芸術・文学・歴史

コメント:こやつらが、頼まれもしないのに、エル・ランティー直属として、あの世、この世を通して人々を導き、魂進化に尽力しているそーですな。んなことあるわけないですよ。ほんとに「尽力」してるなら、こんな世界になるもんか。ホントにいたとしたって、こいつら明かに怠けてやがるか、思いっきり力不足です。こういってやりたい↓。

<梅仙人から七大天使への通信(笑)>
「おいガブリエル、インターネットより有効な通信手段を人類に教えろ。巷のGLA発デンパ障害をなんとかしてくれ。ウリエルよ、イラクやパレスチナで戦争を起こさないように、ちゃんと働けよ。北朝鮮に対して、なんて無力なんだ、それでも政治経済担当天使か。サリエル、おまえがいねむりしてる間に、O-157だのエボラだのSARSだのが流行してるじゃないか、さっさと収拾しろ。ラグエル、司法試験ちゃんと合格してんだろうな。無資格だと逮捕されっぞ。冤罪で投獄されちゃった人たちをさっさと助けんか。ラファエル、ルネッサンスの大画家が、おまえの転生だなどとGLAの中では言われていたぞ。唄って踊れて絵筆も弁もたつんだろーな、佳子にちゃんと中味のある講演原稿をつくってやれよ……でも、こいつら結局、世界に対してまったく無能。その上司で統括責任者のミカエル、おまえはダメダメ天使のペ天使といわれて責任追求されてしかるべきだ。なに?天上界は治外法権だと?自称・天上界/高次元世界でエル・ランティー居留地に飼われてるくせに生意気いうな、さっさと飛んで逝け」

 これらの天使名はもともと、会社でいったら「課長」とか「部長」とか、古代ヘブライ宗教における「天界の役職名」で、「個人名」じゃないんだがなあ。ましてや、こういう「大天使職」のみなさんが、「人間として生まれてくる」なんて、古代ユダヤ宗教やそこから派生した密教というべき「カバラー(伝承の意)」にはない。少なくとも、これらの天使名は、聖書の外典・偽典とよばれる文書に、古くから載ってるものばかりで、信次や佳子のオリジナルじゃございません。


(え)その他、大天使の助力天使団
 ガブリ・エル配下=セラ・ビム(水)(菩薩)、ケル・ビム(火)(諸天善神)数百名ずつ大天使を助け、動・植・鉱物などの動物霊、自然霊、を含めて、地上調和を担当。

コメント:天使と菩薩、諸天善神を結びつけるのは、キリスト教と仏教の文化差異を無視した愚劣な妄想の産物です。「七大天使」の定義ともども、上記「助力天使団」の項目がどんなにでたらめかは、下記サイトで西洋における「天使学」の伝統的解釈を参照のこと。
「天使の階級」
http://www.angel-sphere.com/angels/hierarchy.htm


(お)なぜかのけ者、マホメット
 イスラム教のマホメットは、ガブリ・エルの直接指導をうけている。彼の信じた「アラー」は、実は「エル・ランティー」の当時の別名なので、回教の神もエル・ランティー。ただし、マホメットは平和と剣を両立させたため、正法的ではないので別扱い。

コメント:イスラム教は7世紀に生まれたから、いまから約1400年前には「エル・ランティー」じゃなかったのか?いったいいくつ名前があるのか。ガブリエル担当というのだって、マホメットがメッカ近郊のヒラー山の洞窟で瞑想しているとき、ガブリエルが現われて教えを垂れ、それで宗教を起こしたというイスラム教の「常識」を、どこかで聞きかじったからでしょう。それにしても、結局、「イスラム教」も「信次がいなけりゃ、できなかった」といいたいわけね……。


(か)同じGLA誌本文の「予言」
「仏教にこだわらず、真のメシヤの復活を前に、われらは、その信ずる法と神の光をいただき、宇宙的視野に立って、たがいに励まし、助け合い、ユートピアをめざして、前進しなければなりません。それは、畢竟、自分自身の問題でもあるからです。 信ずる信じないにかかわらず、時とともに、その真実の全貌が明らかになってくるでしょう。

 会員諸賢よ、共に立とう
 信ずる者は幸いなり
 信は力であります 」

コメント:ぜんぜんダメじゃん。四半世紀以上も経って「すべてウソ。信次の教説の影響を受けた後発教団が、幸福の科学や千乃正法会などの形で、社会的に問題を起こすまでになった」ことだけが、明かになった真実の全貌でしょう。「会員のおろかなみなさん、共に去ろう。信ずる者はわざわいなり。信は盲信であります」


★特別付録(梅仙人Presents)★
「心の讃歌」
(GLA在籍時に信者たちが歌っていた。正しいタイトルや作詞作曲者はわからないが、信次ということになっているのだろう。教団歌のようなもの。私、いまでも歌えます(笑))

♪闇とも知らず諸人は
はかなき夢を求めつつ
迷いと苦悩に明け暮れぬ
法灯の道
いまいずこ
ああ
無常の鐘が鳴り渡る

(2番はほとんど覚えていない。ただ、最後のサビの部分がこうなる。
「♪いざ建設の音ユートピア」
でも、ユートピアって、イギリスのトマス・モアが西暦1616年頃、その作品「ユートピア」ではじめて造語したものだよ。ギリシャ語で「ウー(無い)・トポス(場所)」すなわち「どこにも無い場所」という意味。どこにもない場所を、どうやって建設しようというのか。やっぱりウソとファンタジーで決まりっす)

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