(回答先: 全面戦には全面戦で対応 北朝鮮軍高官が米を非難〔産経新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 2 月 14 日 16:59:24)
【ワシントン13日共同】
パウエル米国務長官は十三日、米下院歳出委員会小委員会の公聴会で証言し、米国と北朝鮮が一九九四年に結んだ枠組み合意に基づく核査察を北朝鮮が受け入れない場合、朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)による北朝鮮での軽水炉建設計画を中止する方針を表明、北朝鮮に警告した。
国務長官は「透明性と必要な立ち入り(査察)の面で満足していない」と述べ、国際原子力機関(IAEA)の査察を拒んでいる北朝鮮側の対応に重大な懸念を表明。軽水炉建設に伴って義務付けられている核査察を北朝鮮が拒否すれば「計画全体が中断する」と述べた。
ブッシュ大統領は北朝鮮を「悪の枢軸」の一角に位置付け、大量破壊兵器開発疑惑を調べるための査察要求を突き付けており、核査察問題が今後の米朝関係を大きく左右しそうだ。
米朝枠組み合意によると、北朝鮮は軽水炉の「重要な関連部品の供与前」に特別査察を受けることになっている。