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(回答先: がれきと化した釈迦涅槃像 もう一つのバーミヤン「タペ・サルダール」 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 26 日 18:34:48)
はじめまして。
件名参照の配信記事非常に興味深く拝読いたしました。勉強不足で、普段あまりメール等に注意を払っていません。今ごろこの情報にアクセスしている次第で汗顔のいたりです。
私は現在、仏紙ル・モンドに連載され、その後本にまとめられた世界の美術品/文化遺産の盗難・掠奪に関するルポルタージュを翻訳中の身ですが、その中にアフガニスタンの一項(まだ大仏破壊以前の時期ーただしすでにその予兆を記している)があり、その関連でこの国の状況を調べています。
本年5月29日カブール発のAFP電によれば、同5月29日に開かれたユネスコの専門家会議の決定にもとづき、アフガニスタンの文化財修復はタリバンに破壊された石仏(巨大立像二体を指しているように読める)ではなく、カブール博物館や現在倒壊の危機に瀕している文化遺産にプライオリティを置くとあります。そしてこの緊急性のあるものの中に、石窟の断崖や多数の壁画、及び「第3の横臥する仏陀の遺跡発掘」どいう一項が加わっています。フランス語では「fouille sur le site d un troisieme bouddah souche]となっていて、すでに破壊されて土砂に埋まっているものを掘り出すのか、修復の手を加えようとしているのか判然としません。しかし、「破壊された石仏」と区別していることは明らかです。何故でしょうか。恐れ入りますが、この点、ご意見をお聞かせいただければ幸甚に存じます。菊池拝 03-3403-6790