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ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラからの報道によると、イスラエル軍は19日未明、パレスチナ放送のラジオ局の建物を爆破した。イスラエル北部のパーティー会場で起こった銃乱射事件の報復と見られる。同軍は、18日未明からラジオ局周辺に戦車を侵攻させていたが、19日午前4時ごろイスラエル兵がラジオ局の建物に入り、職員などを排除した後、建物を爆破したという。
イスラエル政府は自治政府がテレビやラジオを使って民衆の反イスラエル感情をあおっていると非難してきた。爆破はその制裁と見られるが、パレスチナ人の怒りをかき立てることは必至だ。イスラエル軍戦車は、アラファト議長がいるラマラの議長府から30メートルの地点まで迫っている。
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イスラエル軍は昨年12月にも、ブルドーザーや爆発物を使って、ラジオ局の放送施設を破壊していたが、その後も、放送は続けられていた。(14:09)