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(回答先: Re: 人権監視組織「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は“政治的な”組織? [ABCワールドニュース] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 1 月 17 日 21:27:26)
一貫性が無いという批判の意味は、アメリカは利己的だという意味だろうがね。
そして、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」が16日発表した年次報告「ワールド・レポート2002」のリンクはこちらだね。
http://www.hrw.org/wr2k2/
「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、アムネスティと同じでアメリカの団体だから、アメリカ政府を第三者的に批判する事は難しいだろうね。アメリカ人がほとんどだろうしね。アメリカ人は、今でもアメリカは独立宣言の国であり人権擁護の国だと幻想を持っているのだからね。
この手の幻想が、アメリカをアフガンゲリラ戦争の泥沼に追い込んだのだろうね。アメリカ政府が、南米で「テロル」を組織して本物の「国家テロリズム」を継続してきたことはある種常識だからね。アメリカ内には、政府が「自由戦士」を訓練するその手の訓練基地もあるのだしね。
ほとんどのアメリカ市民は、その手の「テロ訓練」にも外国政府転覆活動にも目をつぶってきたね。1980年代にニカラグアコントラを支援したのが、その代表例だがね。そのコンシークエンス(帰結)が、911事変でありアフガン戦争であるのだがね。
アフガニスタン戦争は、そのアメリカ人の予想をはるかに越える長さで続いているのだね。石油の利益に目が眩んだアメリカ人たちは、否応無くアフガニスタンで「長期戦」に陥ったのだ。これをたしか「愚策」というね。それは、ある意味神の下した罰であり、石油の利益に目が眩んだ帰結なのだね。こういう戦争が無ければ、21世紀はアメリカが世界経済でも世界政治でも100年前の地位を復活した世紀になっただろうがね。それは、無くなったのだ。そして、とうに「世界秩序」のカタストロフが始まっているのだね。それを止められない政府は、どこの政府であれ信用するに足りないのだね。