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●NYの高校で生徒が同級生を銃撃、2人重傷(読売)
【ニューヨーク15日=河野博子】米ニューヨーク・マンハッタンのアッパー・ウェスト地区にあるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア高校で15日午後、17歳と18歳の男子高校生2人が銃でそれぞれ背中と腰を撃たれて重傷を負った。ニューヨーク市警は同校近くで18歳の同校生徒を拘束し、調べている。
同市警によると、身柄拘束されている生徒は長期欠席中で、いったん2人のうち1人と殴り合いをしたうえ、銃を手に学校に戻って犯行に及んだ。女子生徒をめぐる争いが発端との情報もある。15日は、黒人差別撤廃運動の指導者で1968年に暗殺されたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の誕生日に当たる。皮肉にも、その名にちなんだ高校での銃撃事件となった。
2002 年 1月 16日
●NYの高校で銃撃事件、生徒2人重体 容疑者は3年男子(朝日)
ニューヨーク市内の公立高校で15日午後、銃撃事件が起き、男子生徒2人が撃たれて病院に運ばれた。ともに重体。容疑の少年(18)は学校のそばで身柄を取り押さえられた。
容疑者は3年生の男子で、1カ月以上無断欠席していた。撃たれたのは18歳と17歳の男子。ニューヨーク市警が動機を調べている。学校には金属探知機とX線透視機が設置されていたが、凶器の短銃の持ち込みを防ぐことができなかった。
現場は、マンハッタンの芸術の中心地リンカーンセンターのすぐ西で、ジュリアード音楽院も近い。日本人も多く住む。ニューヨークの公立学校で銃撃事件が起きたのは7年ぶり。
[1月16日10時02分更新]
●<銃撃事件>NYの高校で18歳が発砲 2人が重傷(毎日新聞)
【ニューヨーク野村隆宏】ニューヨークの市街地にある公立のマーティン・ルーサー・キング高校で15日午後、銃撃事件が発生、男子生徒2人が重傷を負った。同市警は事件直後、現場近くで犯人とみられる同高の男子生徒(18)の身柄を拘束した。
同市警などによると、被害者となったのは17歳と18歳の生徒で、いずれも4階の廊下で、後ろから1発ずつ銃撃を受けた。病院で手術を受けており、重傷だが、意識ははっきりしているという。凶器の短銃は校舎5階で見つかった。
犯人とみられる少年は、授業にほとんど出席していなかった。動機は不明だが、同市教育委員会は「非行少年の争いの可能性がある」とみている。
同高には約3000人の生徒が在籍。事件発生時は終業間際で、大半の生徒が校内にいた。銃声を聞いて、多くの生徒が外に逃げたという。
同高では保安のため、正面入り口に金属探知機を設置していたが、他の入り口を使えば、凶器などの持ち込みは可能だったとみられている。
現場は市中心部マンハッタン北西部の市街地で、映画「ウエスト・サイド・ストーリー」の舞台にもなった地域。高校の周辺には音楽ホールや劇場で有名なリンカーンセンターがある。(毎日新聞)
[1月16日11時10分更新]
●NY名門高校で生徒撃たれる (夕刊フジ)
【ニューヨーク15日=夕刊フジ特電】ニューヨーク・マンハッタンのリンカーンセンター近くにある名門の公立高校で15日午後、16歳の男子生徒2人が何者かに銃で背中などを撃たれた。2人は近くの病院に運ばれたが重体。
事件があったのは、マーチン・ルーサー・キング・ジュニア高校で、同校の生徒が銃を発砲したとの情報もある。同校は一時封鎖され、逃げ遅れた生徒が校内に閉じ込められた。その後、犯人は市警に拘束されたが、犯行の動機など詳しいことは不明という。
同校は科学技術で優秀な生徒が集まる名門校で、15日は米公民権運動指導者の故キング牧師の誕生日にあたるため、一部では人種問題が事件の背景にある可能性が指摘されている。