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(回答先: PFLP議長を逮捕 パレスチナ治安当局 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 16 日 18:35:18)
01/16 10:15 自治政府の起死回生の一手 イスラエルは懐疑的 外信47
【エルサレム16日共同】パレスチナ治安当局によるパレスチナ
解放人民戦線(PFLP)のサアダト議長逮捕は、過激派によるイ
スラエル人への銃撃事件続発でパレスチナ自治政府がさらに窮地に
陥るのを防ごうとする起死回生の一手といえる。
ヨルダン川西岸では十四日にイスラエル兵二人が銃撃を受けて死
傷、十五日も民間人計三人が死傷しており、イスラエルが再び大規
模な報復に乗り出すのは時間の問題とみられていた。
イスラエルは「(同議長が)刑務所にいるのを確認するまで信用
できない」(ギシン首相報道官)と、自治政府の意図に懐疑的。パ
レスチナ側の戦略が奏功するかどうかは不明だ。
昨年十二月十六日の演説でアラファト自治政府議長が武装闘争停
止を呼び掛けたにもかかわらず、銃撃事件が再燃。PFLP議長逮
捕は、停戦に従わない一部の過激派に断固たる措置で臨むことを内
外に示す意味があるとみられる。
だが、過激派組織はイスラエル側が強硬策を進める中で一方的に
攻撃自制を求められることに不満を抱いており、PFLP議長逮捕
が自治政府と過激派の対立の火種となる可能性もある。
(了) 020116 1015
[2002-01-16-10:15]