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(回答先: 武器調達、「アラファト議長がイラン接近指示」説〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 14 日 23:25:24)
ようやく、予定されていたアメリカ、イギリスの公式なパレスチナ=イラン非難キャンペーンが開始されたみたいだね。もっとも、その動きは遅かったようだがね。それは、アメリカ、イギリスの指導者2Bの動きが遅いという事もあり、彼らを補佐している情報機関の動きが遅いということでもあるだろうがね。やはりそこは「どろなわ」陰謀なので、動きが遅かったのだろうがね。
ヨミウリの記事が書いている「対イスラエル・テロでの連携」は事実だと断言とか、アメリカ、イギリスから「も」疑惑の目が向けられているのだとかいうのはプロパガンダに過ぎないだろうね。アメリカとイギリスの2Bコンビが、アフガン「ゲリラ」の聖域になった「イラン」を攻撃したいと考えていたのは、12月からとうに判っていた事だったのでね。そうしなければ、アフガンにパイプラインが建設できないのでね。それは、イギリスのBPも困るらしいしね。
記事中の、イ・パ関係は「イスラエル側の主張だけでなく、米英からも強い疑惑の目を向けられ始めているのだ。」というくだりは、うさんくさい話だろうね。米英がイラン攻撃をするには、イスラエルがイ・パの「テロ計画」を偶然に発見することがどうしても必要だったのだからね。今になって米英が拿捕事件に関与していなかったかのように装うのは、幼稚なのでね。この新聞は、そんなプロパガンダ記事もせっせと購読する大衆レベルの読者に恵まれているのだろうかねえ。「なぜ今イランなのか」を説明しないとね。それが無いなら、素人記事なのでね。
パレスチナ自治政府が「不審船」の積荷50トンを注文していたという話は、イスラエル内にいる自称「船長」の「告白」でしかないがね。これだけではイラン密輸ルートの証明にはならないのでね。それでパレスチナ自治政府をおとしめる事も難しいだろうし、ましてやそれをイラン侵攻の口実にする事は難しいのだがねえ。大衆は騙されるのかね。
口実ができたところで、イラン侵攻はイラクにもできなかった大作戦らしいのでね。今回のイラン武器密輸騒動を観察している周辺国では、アメリカの世界戦略がすでに崩壊したことに気付くのではないだろうかねえ。12月にイランを名指ししていた女性アメリカ大統領安全保障担当補佐官ライス女史も、今回のイラン密輸疑惑騒動の陰謀を仕掛けたのではないかと見られるだろうしね。
今回の騒動が、イラン攻撃の口実を探るアメリカとイスラエルによる露骨な仕掛けなのは間違いが無いのでね。アメリカ世界戦略の失敗を糊塗する目的ならば、イラン=パレスチナ「不審船事件」が起きるのは「どろなわ」すぎだろうがね。
「文明国」軍総司令部(アメリカ軍)は、アフガン「ゲリラ」を掃討するだけの目的でイラン侵攻まで言い出しそうだね。ドミノ理論は駄目だというのにね。「どろなわ」侵攻作戦は、アフガン戦争を本当にベトナム化するだろうね。そして、アメリカと衛星国は「テロ撲滅戦争」という大義名分もかなぐり捨て、アフガンとイランの地域紛争の中に埋没して行くことになるだろうね。それでも良いのかねえ。
そしてそれは、アメリカ政府の政治的能力と軍事的能力に疑問を投げかける恐れがあるね。そうなると、反アメリカ勢力が攻勢に転ずるきっかけになったり、日本に代表されるアメリカ衛星国が内紛を起こしたり離反することにもなりかねないのでね。それでアメリカの世界石油戦略が完全に崩壊しても良いのかね。もっとも、それは神の下した罰というものだろうがね。