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【ワシントン8日=永田和男】
バウチャー米国務省報道官は8日、イスラエル軍に紅海上で拿捕(だほ)された武器密輸船の船長が、「武器はパレスチナ自治区向けだった」と証言したことについて、「証言は額面通り受け止めている」と自治政府の関与を事実とみなす立場を示した。
報道官はさらに、「アラファト自治政府議長から事件についての十分な説明を聞きたい」と述べ、議長自身が密輸を知っていたかも含め、米国としてパレスチナとイスラエル双方から徹底した事情聴取を行う方針を示した。一方、訪米中のイスラエルのシートリト法相は「アラファト(議長)の関与は疑いの余地がない。アラファトはいつもうそつきだ。米政府もうそつきは嫌いなはずだ」と述べた。
(1月9日12:03)